いつも通りの暮らし ページ10
『…あ、紫呉…』
紫呉｢やぁ､おはよう｣
夾｢師匠…師匠は……！？｣
紫呉｢お帰りになられたよ｣
夾｢は！？｣
『透ちゃんが送っていった…けど』
夾｢…なんだよそれっ｣
『あ､夾…！朝ご飯は…！？…ま、戻って来てから良いかな』
Aはいつでも食べれるようにお皿に盛り合わせた
紫呉「A、気分は大丈夫？」
『っえ？あー…大丈夫…』
倒れてから気分上昇…ではないそうだ
藉真が帰ってから数日｡
紫呉｢じゃあ、また藉真殿の道場に通うんだ…？」
『でもなんで週3日？』
夾｢それは……っ｣
紫呉｢それは？｣
夾は紫呉宅で生活をしながら再び藉真の元で
稽古をつけてもらうことになり
夾が【週3日】と定期的に決めていた事に
少し不思議そうな顔をした｡
夾｢…なんでもいいだろ！ほっとけ！｣
紫呉｢おんやぁ？なんだろうねぇ怪しいねぇ
透くんは知ってる？｣
透｢え？｣
夾｢いちいちソイツに振るな！！｣
意地でも言いたくないらしい…
｢おはよう｣と遅れて由希がやってきた
透｢おはようございます由希くん！｣
『朝ご飯できてるよ』
由希｢うん､ありがとう…何を朝から騒いでるの？あの2人｣
『何やら週3日が怪しいから理由を振るのはやめろ…らしい』
由希｢…つまり下らない内容なんだね｣
どうでも良さそうに由希は｢いただきます｣と
手を合わせて卵焼きに箸を伸ばす｡
夾｢紫呉！いい加減そうやって人を詮索すんのは
やめろよな！！｣
由希と夾の箸がカツンとぶつかる｡
その瞬間二人はギンっとお互いを睨み､
透達も殴りかかりはしないかと内心ハラハラしていると…
由希｢……｣ﾎﾟｲｯ
夾｢捨てんのか！！｣
台所に向かったと思ったら箸を流しに叩きつけた｡
由希｢バカ菌が伝染る…｣
夾｢っ！！…っ言ってろイヤミ鼠…俺はもう
いちいちがならねぇ…俺は…変わるっ！！｣
透｢夾くん…！ご立派です…っ｣
紫呉｢イヤ､透くん？既にもうがなってるから｡
彼｡ボクに｡聞いてる？｣
『残念、聞こえてない』
紫呉のツッコミは聞こえていないようだ｡
由希は割り箸を割りながら夾に対して鼻で笑う
由希｢…まぁ、せいぜい頑張ったら？バ･カ･ネ･コ｡｣
夾｢こンの女男ぉ!!!｣
紫呉/A｢ダメじゃん全然」
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柚木葵(プロフ) - 黒灰白有無％さん» ありがとうございます✨もう1つの作品…あぁ、紅野オチの！！両作品を読んでいただきありがとうございます！更新速度が低速野郎ですが、気長にお待ちください💦 (8月16日 12時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - やっぱりとても面白くて大好きです！！読み返しに来たら話数も増えてて嬉しいし,フルバのもう人作品の方も読ませて頂きていたのですがまた雰囲気が違ってこちらも凄く好きです！！これからも応援してます.無理しない程度に頑張ってください！！！ (8月16日 8時) (レス) @page44 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます💦お気長にお待ちくださいm(_ _)m (6月22日 10時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 紫呉さん大好きなのでこれからも楽しみにしてます！更新待ってます！！ (6月22日 1時) (レス) @page43 id: 9b1afb3a44 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - ワッフル魔神さん» ありがとうございます〜✨お気長にお待ち下さい💦 (2023年2月23日 21時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年11月7日 0時
