私は…皆と一緒に居たい…6【フルーツバスケット】

昔から通ってた店 ページ13

ある日の午前授業…





『はぁ…終わった…』
ありさ「どっか昼食べに行こうぜ！」


咲「あら、良いわね…透くん達も来る？」
透「はい！」


由希「このあと予定ないし…」
夾「さっさと食って帰るぞ」


『あー、なら…私の知り合いが飲食店を開いてるから
そこ行こ…小さい頃よく通ってたんだ』




Aの案に賛成したありさ達は直ぐに準備をして
正門を出る





夾「2人増えてるぞ…」
ありさ「いーじゃんかよ、な！」

潑春「皆で食べれば美味しい…」
紅葉「ナマエの知り合いが開いてるお店気になる！」





廊下を歩いているとAは何かを思い出したかのように
1年の渡り廊下を走り出したと思えば



久しぶりに登場した(メタい)紅葉と潑春を呼び出した




『紀紗と燈路を呼ぼうと思ったけど…まだ授業中みたい』




商店街の中に入ってた少し人気の多い場所に入る





『確か…この道…あった！』





【しらゆき店】と看板が出ているところに着いたのだった
外装は少し古いが…内装はモダンな食堂だった




『こんにちは…』
「…？あら！望美〜！沙織ちゃんとこの子来たよー！」



奥のカウンターから急いでやって来たのは娘であろう
望美さんがやって来た





望美「A〜！久しぶりじゃない！」
全員「あっ！」





透達には見覚えのある人だった

そう、前にAが不良に絡まれてると思ったが
Aの母、沙織と今日子の仲間であってAの頭を
ワシャワシャしていた人だった





望美「最近来ないから心配したさね」

『ご、ごめんね…あ、紹介するよ私の友達…魚谷ありさ、
花島咲、草摩由希、草摩夾、草摩紅葉、草摩潑春…
そして、今日子さんの娘の本田透』

望美「あの紅い蝶の娘？！…えっと、草摩達は兄弟…？」
『いや、親戚同士…』





やっぱ、姓が同じであれば…兄弟かと思う




望美「あ、私は日野望美。家族総出で【しらゆき店】を
開いてるの！私で12代目かな」




席に案内されてメニューを選ぶ




ありさ「コスパ凄っ…！」
潑春「ポケットマネーが学生に優しい」

望美「此処の商店街は大学、高校、中学、小学校が
付近にあるのだから此処で食べたり…部活やサークル終わりに
食べに来たりしてくれるの」

夾「な、なんちゃって料理…？なんだそれ」
『失敗作から生まれ変わった料理だよ』

由希「(そんなことあるんだ…)」

紅葉「ボク、これ食べたーい！」

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