2日目 ページ39
別荘に来て2日目
昨日行けなかった湖へ行くため
透は各々準備を整える。
由希「本田さん、準備できた?」
透「はい!バッチリです!」
紫呉「おや!湖行くの?」
『落ちたらダメよ夾』
夾「落ちるか!!」
透「あはは!」
由希「(本田さんも落ちかねないかも…
ちゃんと見ておこう)」
昨日の事を思い出して、由希は顔を青くした
どうやら、昨日少し高い崖に落ちたらしく
湖に落ちたら今度こそシャレにならない
由希「じゃあ、そろそろ行こうか?」
透「はい!」
『おーい、はとり、透達が行って…ん……?』
Aがソファーに居るはとりに声をかけたが…
はとりは読んでいた本を胸に置いたまま寝息を
立てていた。
紫呉「おや?はーさん寝てる?」
『うん…』
夾「あ?はとりって寝るのか?」
紫呉「夾くん?人は誰しも睡眠を取るものなんですよ?」
透ははとりを見るとパタパタと何処かへ走って行き
Aははとりを起こさないよう本に手元のしおりを
挟んで机に置いた。
夾「分かってんよそんなこたぁ…そうじゃなくて、コイツ
人前で寝そうにないって意味だよ!」
紫呉「あぁ…うん。それはそうだね」
『はとりが人前で寝るのは珍しいね…疲れてるんだよ、色々」
透「あの、そのままだと風邪ひいちゃうので…」
毛布を抱えて戻ってきた透はAに毛布を
渡してはとりを起こさないように毛布をかけた
紫呉「優しいね、透くん…よきお嫁さんになれるねぇ」
透「え!?いえ、そんな!!」
由希「(バカ紫呉…)」
夾「(バカが…)」
『(アンタは透ちゃんの何処ぞのオジか!)』
そう思っていると
「いやいや素晴らしい心遣いだよ!誉めて遣わそう!」
1000%聞き覚えのある声に皆が固まる
「どうしたんだい皆固まって…病気かい!?」
由希/夾「お前が突然、出てきたからだ!!」
高らかに笑いながら透の頭を撫でるのは何処からか
やってきた不明の綾女。
突然の登場に透もされるがままに撫でられ、
Aに至っては驚きのあまり固まっていた。
夾「なんなんだ性懲りもなくっどっから湧いて
でやがった!!」
綾女「ドアから入ってきたに決まっているだろう?キョン吉は
まったくもってアホアホだね!」
夾「テメェにだきゃ言われたくねぇ!!」
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柚木葵(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» ありがとう!以外に紫呉オチって難しい…! (2021年10月25日 21時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
koyuki_ko_deria(プロフ) - とても素敵な作品で更新楽しみにしてます!紫呉好きなので嬉しいです!次も気長に待ってます! (2021年10月25日 19時) (レス) id: 1b6b08f5ef (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 白瀬さん» ありがとうございますm(__)mお気長にお待ち下さい! (2021年10月6日 20時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - しぐれすごく好きなので、この小説があって良かったです!!しぐれとの絡みもあってすごくウホウホですwwwwww次楽しみにしてます! (2021年10月6日 16時) (レス) @page21 id: c2d78d0b53 (このIDを非表示/違反報告)
月岩炎(ほむら)(プロフ) - 柚木葵さん» 自分のペースで更新を進めてください!私も更新頑張ります!最近忙しいので遅れるかも(汗) (2021年9月5日 13時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木葵 | 作成日時:2021年9月5日 2時