蛇です ページ22
『おはよ…』ﾌﾗﾌﾗ
紫呉「おはよう、フラついてとしてるとぶつけるよ」
言った瞬間に柱に頭をガツンとぶつけたのだ
『ｲﾃﾞｪ…』
紫呉「あらー…」
夾「マジかよ…本を読んでなくてもぶつけるのかよ」
紫呉「Aも由希くんの次に朝に弱いもんねぇ…」
夾｢あークソ､腹減った｣
紫呉｢もうすぐ透くん達帰ってくるんじゃないかな｣
夾｢いいよもう｡自分でなんか作っから｣
紫呉｢まぁまぁ､お待ちなさい夾くん…ここは一先ず…これでも
つまんで帰りをゆっくり待つとしましょう」
ホ紫呉が差し出したのはネギ､味噌､ニラ
『…夾の嫌いなものベスト3』
夾は青筋を浮かべて叩き落とす｡
夾｢オメェ暇潰しに人からかってるだろ！！」
紫呉｢ンまぁっ！！食べ物を粗末にしてはなりませぬよ！！
夾ちゃん！！」
ガラガラッと荒れた勢いで開くドアの音と荒れた足取りで
向かってくる足音が聞こえてきた｡
紫呉｢あ､ホラ｡帰ってきたみたi_由希｢今すぐコイツの皮を
剥いで丸焼きにしろ…！！」はっ？」
『由希？』
鬼の形相の勢いで差し出された白い蛇｡
紫呉/A｢…あーや/綾女？」
夾｢げっ…」
紫呉｢あーやじゃないかぁ…！どうしたの突z…由希｢今すぐ
コイツの皮を剥いで｣うん､待って落ち着こうね由希くん｣
透「あ、あの…」
『とりあえず、紫呉の部屋に…』
戻った時のためにと紫呉の部屋の布団に寝かせ
服を近くに置く
紫呉｢草摩綾女｡まぁ見ての通りの巳だね」
透｢はぁ…｣
紫呉はそっと襖を閉めた｡
紫呉｢ヘビって冬眠するでしょう？その所為かあーやも寒さに
やたら弱くてね…」
『今日みたいに冷えると､たまにあーして変身しちゃう
んだよ…しばらく寝かせてあげましょう』
憑かれた十二支によって影響されてしまう…と
改めて透達は呪いの大変さを知った｡
紫呉｢あーやと僕、それと､Aとはとりは同世代で
小･中･高と一緒だったんだ、つまり4人揃って真のマブダチ
トリオになる訳だね」
透｢え？そうだったんですか？」
夾「(なんだよ真のマブダチトリオって…)」
由希「(はとりの苦労が手に見て取れる)」
『…で？さっきは由希は何にそんなに怒っての？』
由希｢…悍ましくて口に出したくもない」
紫呉｢おやおや､それはないでしょう？実のお兄さんに
向かって」
透｢…っえ？｣
タイミング良く紫呉の部屋からボフッと聞こえて
声が聞こえてきた
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柚木葵(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» ありがとう！以外に紫呉オチって難しい…！ (2021年10月25日 21時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
koyuki_ko_deria(プロフ) - とても素敵な作品で更新楽しみにしてます！紫呉好きなので嬉しいです！次も気長に待ってます！ (2021年10月25日 19時) (レス) id: 1b6b08f5ef (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 白瀬さん» ありがとうございますm(__)mお気長にお待ち下さい！ (2021年10月6日 20時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - しぐれすごく好きなので、この小説があって良かったです！！しぐれとの絡みもあってすごくウホウホですwwwwww次楽しみにしてます！ (2021年10月6日 16時) (レス) @page21 id: c2d78d0b53 (このIDを非表示/違反報告)
月岩炎（ほむら）(プロフ) - 柚木葵さん» 自分のペースで更新を進めてください！私も更新頑張ります！最近忙しいので遅れるかも（汗） (2021年9月5日 13時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年9月5日 2時
