苦労 ページ13
紫呉「真っ昼間からお酒ですか」
『お酒だけはどうしてもねぇ…』
3%のアルコールのお酒を2缶飲み干した
Aはまだ酔ってもいない
紫呉「草摩の中で1番お酒強い大人ってAだけだし…」
『皆はあまり飲まないし、未成年が多いしね…』
紫呉「Aが酒豪なだけかもよ？」
胸ポケットからオプション8�世離織丱海鮟个靴�
『これのレモンが良いんだよねぇ』
紫呉「まだ口が寂しいと？」
あと数本残っておりそれを捨てるか残してるが放置している
『…で、由希はあれから大丈夫なワケ？』
紫呉「いきなりだね」
『あたまえ…』
紫呉「はー君の頼みなんでね」
『それで春は紫呉のことを先生呼び…草摩の家庭事情は
どうなってんだか…』
紫呉「草摩の中で1番Aの家庭事情がどうなってるのか…
僕達は気になるんだけど」
『歳的にアンタ達は知ってんでしょ…』
紫呉の手をペシッと平打ちした
『楽羅達から下の子は知らない…ってか、知ったら
大変になるでしょ』
紫呉「それを言う時期が来ると思うよ？」
『慊人か私次第ってわけ？』
慊人というワードに1つ思い出して紫呉に言った
『それと…あの子、今は紅野だけど…意味があって紅野を
傍に置いてるだけだからそこだけは履き違えないでね』
紫呉「何それ？…フム、まさかまだ僕に未練とかあるとか」
『それ元カノに聞くかな？』
いきなりのカミングアウトだが
この2人は小6の夏から高3の冬まで慊人に
バレず付き合っていたのだ
紫呉「ふーん、あったんだ」
『ねぇよ、バカ！…まぁ、最後のクリスマスで…
イルミネーションは行きたかったけど…』
3缶目のお酒に入り、座椅子にもたれて言った
紫呉「なんだ、あるじゃん」
『あって悪かったね！アンタは昔から慊人なんだから…』
『別れて正解』と言おうとした時…
座椅子ごとグイッと紫呉に寄せられた
紫呉「ほんっと、Aは昔からそうだよ…僕ってそんなに
慊人さん側だっけ？」
『…っへ？』
そう話していると、ガラガラと玄関が開いて
『ど、どうしたの…？』
持久走中で由希が倒れて潑春もその場にいたらしく…
紫呉｢で、その姿でここまで帰ってきたわけだ？
くくく…う…牛のまま…っ」
夾｢笑い事じゃねぇっ」
紫呉はクスクスと笑い潑春ははよ上がらせろと
言わんばかりに紫呉の浴衣の裾を噛んだ｡
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柚木葵(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» ありがとう！以外に紫呉オチって難しい…！ (2021年10月25日 21時) (
レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
koyuki_ko_deria(プロフ) - とても素敵な作品で更新楽しみにしてます！紫呉好きなので嬉しいです！次も気長に待ってます！ (2021年10月25日 19時) (レス) id: 1b6b08f5ef (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 白瀬さん» ありがとうございますm(__)mお気長にお待ち下さい！ (2021年10月6日 20時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
白瀬(プロフ) - しぐれすごく好きなので、この小説があって良かったです！！しぐれとの絡みもあってすごくウホウホですwwwwww次楽しみにしてます！ (2021年10月6日 16時) (レス) @page21 id: c2d78d0b53 (このIDを非表示/違反報告)
月岩炎（ほむら）(プロフ) - 柚木葵さん» 自分のペースで更新を進めてください！私も更新頑張ります！最近忙しいので遅れるかも（汗） (2021年9月5日 13時) (レス) id: 61aa20e41a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2021年9月5日 2時
