禪院家の末っ子は一般人【呪術廻戦】

2人で ページ22

『最終日の
イルミネーション…？』

乙骨「う、うん…高専から近い大通りの
イルミネーションだって。
Aちゃん、その日非番？」

『うん。非番』
乙骨「えっと、その…2人で行かない？』

『え、私でいいの？』
乙骨「うん」

『うん、分かった。行く！』




と、Aは部屋に戻った







「なんだ、やっぱり誘ったのか」

乙骨「わっ？！…ぱ、パンダ君と狗巻くん！」
狗巻「こんぶ」

乙骨「き、聞いてたの？」

パンダ「最初から最後までちゃんと
聞いてたぞ」

狗巻「しゃけしゃけ」
乙骨「盗み聞きは良くないよ」(汗)



パンダ「さて、憂太…服買うぞ」
狗巻「高菜！」

乙骨「え」

パンダ「え、じゃねーよ。そんなんじゃ
道端でAが取られるぞ」

乙骨「言い方…」(汗)






その頃Aは




コンコン





『お姉ちゃーん？』
真希「なんだ？」

『あのね、明後日、憂太と2人で最終日の
イルミネーションを見に行くことになったの』


真希「ふーん…









何だって？！」

『いや、時差…』



真希「2人でって…お前、2人で
お出掛けって意味知ってんのか？」

『意味…？』
真希「デートって言うんだよ」

『2人になると=デート？昨日、棘と
任務だったから棘とデートしたってこと？』

真希「分かってねぇ…」




と、真希は頭を抑えた





真希「A、デートって言うのはな…
＿＿＿ってことだ」

『なるほど…』

真希「服は真依に選んでもらえ。
髪は私がやってやる」

『はーい』





と、言って、真希の部屋からAは出た







真希「ぜってぇ、半分しか分かってねぇ…」






と、部屋に戻ったAは真依に電話した





『＿＿＿って事なの』
真依«半分しか意味を分かってないでしょ…

『…っえ？真希お姉ちゃんから男女2人で
出掛けるとデートだって言ってたよ？』

真依«そうだけど…(真希とAの解釈が
一致してない…)

『服とか何にしたら良いの？』



真依«今ある服の写真を送ってきなさい。
あとでLI○Eで送るから

『はーい』




と、言って通話を切って




服類の写真を何十枚も送りつける







『あ、来た。何々…？3枚目の膝丈ワンピースに
10枚目のタイツと6枚目のブーツ…わぉ』




言われたモノを試着すると
なんと、少し大人びた雰囲気になったのだ。




『お姉ちゃん凄い』

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