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鐘楼内部 ページ40

マレウス「これは…」



シルバー「マレウス様?どうかなさいましたか?」







イデア、アズール、マレウス、Aが
さっきから無言になる







アズール「……そういうことでしたか」

イデア「…………」

マレウス「なるほどな……」


イデア「一応、聞くけど……幼馴染みであるA氏
このことは…?」


『……知らなかったわ。恐らく、私とロロが会ったのは
この後よ…』








開けてはならないパンドラだったのかもしれない









何もなかったように鐘楼内部に潜入をした








『こっちよ…』

アズール「やっと、鐘楼に着きましたね」
マレウス「あぁ、あとは最上階まで登るだけだ」



シルバー「イデア先輩、先程から黙ったままだな」

セベク「何故かは知らないが、日記を読んだ後から
文句を言わなくなったな。助かるぞ」


シルバー「4人が読んだロロ・フランムの日記……一体何が
書かれていたんだろうか」






マレウス「どうしたんだシュラウド。やっとフランムのいる
鐘楼に辿り着いたというのに、浮かない顔だな」








本当にさっきから無言のイデア








マレウス「気が乗らないのか?ならば足手まといになる前に
此処で離脱するが良い」


アズール「……イデアさん。アナタがあれこれ考えたところで
ロロ・フランムが僕達の敵ということには変わりありません
それでも躊躇うんですか?」



イデア「……別に」








ようやく喋り出した








イデア「躊躇ってなんかいませんが?ただ…絶対に許さない
って思っただけ………望むところですわ。この面倒くさい
ローテク鐘楼を這ってでも駆け上がってやる!」









イデアに火がついた








セベク「突然、やる気になったようだな。僕の言葉で
反省したか!?」


イデア「は?今なんか意味不明な言葉が聞こえたけど
もしかして筋肉語?」








何か、差し金となるモノでもあったのだろうか








すると、奥からゾロゾロと紅蓮の花が
待ち伏せていた




元々、建築の梁や柱だらけだったところに
紅蓮の花が伝って空間を覆いつくしてい




ロロが鐘を守る為の準備をしていないとは限らない




鐘楼の中であれば、最初に鳴った鐘の音も
さぞ大きく響いていたんだろう





栄養も充分ある









イデア「足の踏み場がない程に赤、赤、赤…
「登ってくんな!」っていう強い意志を感じますわ」

2人の意志→←日記



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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