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ガーゴイル?グロテスク? ページ10

ジャミル「つまり花の街の真ん中に
ソレイユ川が通っていて…川の中に出来た
中州にノーブルベルカレッジがある
と言うわけか」



ロロ「左様。川の向こうに見えるが花の街で1番
賑やかな通りで……」








と、鐘楼で談話する








シルバー「……なるほど、本当に高い場所だな。手摺から身を
乗り出して下を見ると空を飛んでいるみたいだ」


『お、落ちないように気をつけてね…』







後ろから見守っていると…シルバーが何かに気付いた






セベク「どうしたシルバー、1人で飛び上がって
また寝そうになったのか?」


シルバー「違う。横を見ろ、セベク…!」







シルバーに言われて横を見るとセベクも驚いた









シルバー/セベク「ガーゴイル!」

『(あらあら…満面の笑み)』







ガーゴイル好きなのかな?と考えていたらセベクが
マレウスを呼んだ







『(あらまぁ、マレウス様がガーゴイル好きなのね…)』








予想が外れて意外に驚いた








だが、当の本人は少しムスッとしていた








セベク「あ、あれ?なんだかご不快そうな表情…
問題でもございましたか!?」


マレウス「この物体は雨樋の役割を果たしていない…手摺りの
上に飾られているだけではないか。つまりこれはガーゴイル
ではなく、ただの置物。グロテスクと呼ばれる物だ。
ガーゴイルと同一視されては困る」



『(……っええ?!そうなの?!ガーゴイルじゃないの?)』







2年半、見てきたAは困惑する







アズール「えっ、細っ」

イデア「マレウス氏、そういうの気になっちゃう
タイプなんだ…分かりみが深いですぞ…」







違うジャンルのオタクだが分かるものはあるみたいだ







アズール「しかし、随分汚れてますね。こちらのガーゴ…
ではなくグロテスクは口の中に枯れ草が詰まっています」


『何体かありますので…掃除が追いついてないのです』






シュン…として謝ると、「何?口の中?」とマレウスが
少し驚いたような言い草をした






マレウス「…確かに、枯れ草が集まっている。これは
鳥の巣か?」


シルバー「そのようです。鳥達、すまない…少し中を見せて
もらえるか?」






鳥と交渉したシルバーは巣をゆっくり手に取った







『その巣は私が移動させておくわ』
シルバー「あぁ、感謝する」








と、シルバーから巣を受け取って像の中を見た







『…あれ、中が空洞になってる』

ガーゴイル!→←実に美しい



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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