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魔力の考慮 ページ30

紅蓮の花の考察に入り







どうやら、この花は過剰に魔力を摂取すると
枯れてしまうことを知った








ラギー「なーんだ。この花を始末するのは簡単ッスね!」








何処か勝ち誇った顔をしたラギー








ラギー「我らがマレウス大先生が、そのありがたーい
規格外な魔法をぶっ放せば…この街の紅蓮の花は全部
枯れちまうってことでしょ?」








その問い掛けに「一件落着なんだゾ!」とグリムが
はしゃいだ








だが、マレウスは首を横に振った









マレウス「残念だが、それは不可能だ。大講堂で最初に
花に出会した時は多くの魔力を吸い取られて
しまったからな」








マレウスの発言に皆「ええっ!?」と驚愕した







セベク「お、お体は大丈夫なんですか!?」

ユウ「それって大丈夫なのか?!ツノ太郎!!」



マレウス「大したことはないが、魔法の発動までに
いつもよりも時間がかかる」



マレウス「水路に落とされた時、意識を失ったAを
保護しようとしたが思うように魔法を扱うことが出来ず
それどころか僕自身さえ普段通りには浮遊することが
出来なかった」









マレウスは魔法を発動した際のことを思い出し語った







ユウ「オレも助けてくれてもよくない?!
おかげで尻餅ついたんだけど!」


マレウス「ユウは身体能力が優れているだろう?」



『助けてくれてありがとう…おかけで助かったわ』









Aはペコッと頭を下げた








マレウス「回復には少し時間がかかるだろう。街に広がった
花を殲滅するには、今の僕の魔力だけでは足りない」







それに紅蓮の花は数多くの魔法士が居たと言うのに
真っ先にマレウスを狙っていたのを思い出す









シルバー「マレウス様御一人の力では不可能だとしても
俺達、全員が力を合わせたらどうだろうか」




イデア「えっ、拙者達が?それ本気で言ってる?
ママ、マレウス氏の保留する魔力が25mプール並々
1つ分だとしたら、拙者達なんて」









ペットボトル…いや、その蓋みたいな魔力量で
合わせたってマレウスの半分にも満たないらしい


手を組んでも結局、花を枯らす程の魔力は遠かった










イデア「あ、でも…魔力量って言えば」









イデアの視線がAに向く








『……っえ?私?』


イデア「Aがもし、マレウス氏の魔力ぐらいある
チートキャラだったら確率は上がるけど」

魔力の量→←喰らった(夢主Side



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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