今日は（夢主Side ページ2
『……っ………ふぁ』
いつも電子音のアラームがなる数分前に目が覚める
『鐘…鳴らさなきゃ』
重たい体を起こして、動きやすい服装に着替え
鐘楼の最上階に登る
『…あと10分』
東雲時の空を見て下から見える風景を眺める
『すぅー……ふぅ………冷えて来たなぁ…』
吸った息も吐いたら白くなる
『…………ん？』
ゴドッと音がして振り返ると
『あら、ガーゴイル』
ガーゴイル「おはよう、エル。良い朝だね」
『おはよう。アナタ達も早いわね……ふぁ……』
いつも話し相手になってくれるガーゴイルは
私が鐘を鳴らすまで話し相手になってくれる
ガーゴイル「いつもより早いね」
『今日は他校と交流するみたいだからね。準備とか
するらしいから、早めに起きたのよ』
とは、言っても…私は朝が弱い
物凄く、今も眠たい
『ん、そろそろだね』
スマホの時計で秒針を測り
ちょうどピッタリに鐘を鳴らす
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
NO Side
ゴーン、ゴーン、ゴーンと朝を知らせる鐘が鳴る
その音は雷のように大きく、囁くように小さく
音色を変えていく
魔力も回復し、最高の日の出だった
『さて、私の役目は終わり…またね、ガーゴイル』
鐘楼の階段を降っていると眠気が襲う
『もう無理……眠、い……』ﾌﾗｯ
階段を降りる途中、座ったまま眠ってしまった
朝6時半頃
生徒「あ、ロロ先輩！エルを見掛けませんでしたか？」
ロロ「エル…？…あぁ、エスラルダのことかね」
生徒「あ、はい。今日のことで話があって
探しているんですが…何処にも姿がなく」
ロロ「何処にも……エスラルダが行きそうな場所に
心当たりがある。見つけたら教室に向かわそう」
生徒「ありがとうございます」
後輩に当たる2年生が去るとロロは溜息をついた
ロロ「………はぁ、全く。世話のかかる幼馴染みだ」
もしやと思い、鐘楼に向かったら
ロロ「やはり」
寝ていたのだった
ロロ「……A。こんな所で寝てると風邪を引くだろう」
『…………』
ロロ「エスラルダ…!」
『…っ？！あ、あぁ…ビックリした…ロロか』
手間のかかる幼馴染みであった
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ぬ - ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (
レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2023年9月29日 22時
