赤井家の長女は小さくなったんだ。【名探偵コナン】

同じ血が流れてる ページ48

とある所…


安室「あれ、どうかされました？」
蘭「あ、安室さん…実は…」
安室「…ん？」


蘭達が見てる目線を安室さんも見ると


「お前は外国人だろ！」
「ち、違うよ！私は日本人よ！」
『日本人だろうが外国人だろがどうでもいいでしょ？』




蘭「杯戸高校の人が帝丹中学校に通っている女の子を外国人って言ってて…それを止めに来奈さんが…」

安室「ほー…」



「お前は黒髪黒目じゃねぇよ｡仲間外れなんだよ」




Aは頭の糸がﾌﾟﾁﾝと千切れた



『あのさ、お前に日本人だ外国人だとか決め付ける権利とかある訳？』

「あ？なんだよお前」

『お前の目節穴か？私の髪の色と目の色を見てみろ。これ、黒髪黒目か？この子と同じよ
あと、外形で決め付けるとか最低ね。
この子が日本人って言ったら日本人。

それに、この子は仲間外れとかじゃない。
同じ人間だ、私はこの子と一緒の仲間…
2人居れば仲間外れじゃねぇよ！』



そう言ってｺﾞﾂﾝｯっと頭突きを喰らわした。


「いったぁーっ！お、覚えとけよー！」
『2度と決め付けるなぁぁ！』



蘭「(似てる…小さい頃の新一に…)」
安室「(ｳｯ…今の頭突き流石に痛い…)」




「助けてくれてありがとうございます。」

『別に？ご両親のどちらかが外国人かハーフよ
それに、また言われたら言ってやりなさい』


Aは彼女の手を取って


『人間なんて見た目は違っても…切り裂いて
一皮剥けば皆同じ血と肉の塊。
黒人も白人も黄色人も皆この通り
赤い血が流れてる。って言い返しなさい！
わかった？』

「は、はい、ありがとうございます。」




安室「っ！？」
蘭「わぁ…来奈さん、すごーい。」

『ごめん、毛利さん。って、安室さんも居たんですね。』

安室「え、えぇ…ちょっと気になったので(何故彼女が…あの言葉を…まぁ考える事は同じか)」



それを影で見ていたAの兄は



『2人居れば仲間外れじゃねぇよ！』ｺﾞﾂﾝｯ



昴(赤井「ﾌｯ…(流石、俺の妹だ…)あの頭突きは誰も喰らいたくないだろう…」

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