赤井家の長女は小さくなったんだ。【名探偵コナン】

本番当日リハーサル ページ20

『あら、毛利さんと鈴木さんと世良さん。それに、コナン君。』

秋庭「彼女達が先に会いたいって言って連れて来たわ。」

コナン「あれ、玲子さんとお揃いのドレス」
『えぇ、玲子さんは純白で私は純黒なの』


蘭「へぇ…！黒色好きなんですか？」
『え、まぁ…黒色は好きだけど、同時に嫌いなんだよね』


世良「ん、なんでだ？」


彼女はこう言った…





『黒は…他の色を混ぜてもいろんな色ににならないからね。』



秋庭「私達リハーサルがあるからまた後でね、
来奈、行くよ。」
『えぇ。』






コナン「(黒色は好きだけど同時に嫌い…
彼女は元組織の一員ってなる…)」





＿＿＿＿＿

ASide


リハーサルが終わって外に出た。


秋庭「じゃ、蘭さん達を連れて来るわ」

『あ、ありがとう。』



私は紅茶を飲みながら外の空気をすう。



『コレが、最後のコンサート…長かったな…』


その時



『…っ！？』



心臓が激しくドクドクしていた。



『(この感じ…！)』


ドックン

ドックン

ドックン

ドックン


『(このプレッシャーの感じ…間違いない)』



彼女は青ざめて、胸あたりに手を置きギュッと手を握り締める。



『(彼奴らの…気配…！)』





「…？…？ちょっ…？来奈？」
『っ！？…れ、玲子さん』



私は我に返り、秋庭さんを見た。




秋庭「ちょっと大丈夫？顔が真っ青になって居たわよ？ほら、コナン君達連れて来たわよ」
『あ、えぇ…』




私が少し歩くと体が拒否した。


『っ！(またこの感じ…！だ、誰…組織のメンバーが紛れている…て、あれ…気配が消えた)』
秋庭「ちょっと、来奈。大丈夫？」



い、今の…2人の気配…。

あの子…まさか、志保…？
志保だったら、あと1人…誰なの…




『え、えぇ…リハーサルでちょっと疲れているみたい…まぁ、大丈夫だわ。』





自己紹介をして少し話す事になった。



哀「ちょっと来て…！」ｸﾞｲｯ
『えっ、哀ちゃん！？』



私は志保に似ている子に連れだせられた。



＿＿＿＿＿
秋庭「あの子…あんな性格だったかしら？」


コナン/昴「………」

＿＿＿＿＿

哀「アナタ、シャーリーでしょ…」
『って、事は…志保なの…？』





『なるほど…小学生になったんだ。』
哀「シャーリーは逃げて、APTXを飲んだって事？」

『まぁ、明美さんと志保とライとスコッチが居ないし…私が居る必要なくなったし。
ま、戻るよ。怪しまれるわ。』

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