会っても、変われただろうか…5【呪術廻戦】【名探偵コナン】 (ページ11)

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東都スタジアムページ11

日が沈み、月が昇る

『伊地知〜、これで任務終わり？』
伊地知「えぇ、これで今日の分は終わりました」

『んじゃ、帰ろうか…』

車を走らせていると、奥から東都スタジアムが見えた

伊地知「そう言えば、東都スタジアムの爆発は…」

『大丈夫。死者はいなかったって…あの工藤新一くんから
電話があったから』

伊地知「彼も大活躍ですね。最近は聞かなく
なりましたけど…」

『あー…一応、まだ高校生だからね。公に広めるのは
危ないって半年前に言ったのよ』

すると、見覚えのある黄色い車…

フォルクスワーゲンビートルが停車していた

『っ！伊地知ストップ！！』

伊地知「っえ？！」

車を停車して、Aが車から降りた

『裏で待ってて、行ってくる』
伊地知「え、ちょ、毛利さん！？」

伊地知を無視して裏から東都スタジアムに入って行った

『(あの車が停まってるってことは…おそらく…)』

スタジアムの方に向かっていると

声が響いて聞こえてきた

？「この5時50分で雪の国立で拝戸高校が日本一になった
時刻だよね？」

『っ！新一…！』

Aは走って向かった

？「ああ、そうだ。俺にとってのサッカーの試合はあれが
最後だったから、俺の最後はここからってな」

コナン「中岡さん、90分間ピッチに立ち続けられない人間に
サッカーをやる資格はないって言ってたそうだけど…それって
間違ってるよ」

中岡「なに…？」

『(っ？！中岡さん…？！)』

声の主に驚く

コナン「体が弱くて少ししか出られなかった知史くんに
サッカーをやる資格は無かったの…！？」

『……とも、ふみ……？』

コナン「15分しかピッチに立てないなら、それを生かす
方法を見つければいいじゃない…！！」

中岡「お前のようなガキに何が分かる！」

スタジアムにAが入って叫んだ

『確かにね!』

コナン/中岡「っ！？」

『でも、本物のJリーガーなら言うはずよね？アナタは本当の
サッカーを知らないって…マイナスをプラスに変えることは
可能だって』

コナン「な、なんでAが此処に…！」

『話しはあと。それより…中岡さん、アナタが知らないことは
まだあるよ』

コナン「あぁ、それは───」