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前回 ページ2

蘭«でも暗号が解けなくて
時間がないの……!新一にも電話したけど
お願い!出て!







留守電を切って電話をした










『蘭、私よ!爆破予告って何?!』


蘭«Aさん……!










電話の向こうから蘭の安堵する声が聞こえてくる


それと同時に共有スペースに居る皆が此方を向いた







『暗号を教えてくれ!』










小さい引き出しを漁って、ペンと手帳を取り出した
蘭が言う犯人の暗号をメモしていく









『…で、ヒントが【次は米花。ネクスト、ベイカ】だね』
蘭«爆破予告は3時半なの。あと40分しかないよ…!


『嘘でしょ…?!』









短すぎる猶予時間に驚いて顔を青ざめる








『……分かった。少しだけ時間をちょうだい。新一にも
連絡を取ったんでしょ?大丈夫、彼もやってくれるわ』









携帯を切り、顎に手を当てて俯きながら犯人の暗号を
口に出して繰り返す








『青い少年と青いシマウマ…上からの雨。下から人が左の手で
そんまま示すのは左の木…』


虎杖「どったの?爆破予告って聞こえたけど」

『犯人が爆破予告を出したんだってさ…』


五条「何処で?」
『分からないのよ。暗号で場所を言われてるんだから』









すると、TVが場面を変えて子供達にインタビューをしていた









梨花「皆、スピリッツとガンバのマスコットキャラクターは
知ってるかな?」


子供「スピリッツはゼブラ君って言うんだぜ!」
子供「キックが得意なシマウマだよね」



梨花「じゃあ、ガンバのキャラクターは分かるかな?」



子供「知ってるよ!確か青いんだよねー」
子供「ガンバボーイって言うんだよ!」


梨花「スゴーイ!皆よく知ってるね!」



梨花「ガンバボーイはガンバって勝利を勝ち取る
元気なサッカーボーイのことなんだよ!」










『(シマウマ…ガンバボーイ…)』









脳に電気が走った










『青い少年と青いシマウマは、ガンバとスピリッツの
マスコットキャラクターのことか…!』









しかし、すぐに別の考えが頭を過ぎった








青い少年と青いシマウマが


あのスタジアムに居るということは…












『ま、まさか…爆弾が仕掛けられてるのは














このスタジアムの中…?』










確か今日はコナン達が試合を会場で見に行っていた









美々子「え、嘘っ…このスタジアムに?」
狗巻「すじこ!」


乙骨「8万はいるんだけど…」
『間に合うのかよ、これ…』

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るぅちゃみ(プロフ) - 更新楽しみにしています(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠) (3月28日 16時) (レス) @page35 id: 70950edfd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2024年3月19日 16時

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