毛利家の長女は…紺碧の棺【名探偵コナン】

似ている ページ32

出航の時間





喜美子「じゃ、またね」
千夏「今度、ネイルデザインお願いね」


『はい、連絡がありましたら向かいます』






船に乗って汐風を浴びる








昴「あの、Aさん」
『ん、どうしました？』

昴｢何故あの時､俺の分のボンベがないって
分かったんですか？｣





彼女は『あ、あぁ…！』と懐かしそうに
話した




『似てたんだよ。あのFBI野郎にね』
昴｢…え？｣


『3年前、まだ私が仕事を務める前の頃かな…
図書館帰りに突然土砂降りの雨になったから
雨宿りしてたら…』




〜〜

ｻﾞｧｧｧｧｧ...




『はぁ、今日早く帰んなきゃ行けないのに…』
赤井｢ほら､使えよ｣



『…え？あ、赤井さん！？何で此処に？』

赤井｢非番でな、此方に帰って来た。それより、
早く帰えらないといけないんだろ?｣



『あ、うん…ありがとう…でも赤井さんは？』

赤井｢こういう事もあろうかと思って、もう1本
持ってる｣




赤井さんは鞄をパンパンと叩く




『そっか…私､これから蘭とお母さんと約束を
してたから助かったよ！』

赤井「お出掛けか？」

『じゃあ､これ借りてくね！あー…明日、
覚えてたら返すから！』

赤井｢覚えとけよ…｣



〜〜





『でも赤井さん…その時、本当は傘持って
なかったの。結局、ずぶぬれで帰って
風邪ひいて…それで､赤井さんのあの時と同じ
顔してたからね…あの大バカ推理之介とね」笑



昴(赤井「(だれが大バカ推理之介だ…)」



END.

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