舞踏会 ページ24
買い出しを行って数時間後
夜を告げる鐘の音が鳴り響く
舞踏会が始まるのだった
大講堂はすっかりキレイになっており
例の事件なんてなかったようになっている
仮面舞踏会用の衣装を着た生徒達が大講堂に集まる
『あら、ナイトレイブンカレッジの皆も来ていたのね』
ユウ「その声は……Aさん？」
グリム「オメェ、仮面を付けると分からないんだゾ」
衣装に着替え、仮面を着けたAが現れた
『改めて、ロロの件はありがとう…助かったわ』
と、深く頭を下げた
ジャミル「頼むから頭を上げてくれ」
ラギー「別にA君が頭を下げることはないッスよ」
『私だけじゃ何も出来なかった…両手で数えられる程の
感謝じゃ足りないくらい…お礼をさせてほしい』
ユウ「Aさん…無理をしなくても」
『これが最大限なの…』
すると、イデアがAの頭に手をポンッと乗せた
イデア「別に、僕達は見返りとか欲しいわけじゃない。
ロロ氏の幼馴染みであっても、あのことを知らなかったのは
仕方がないと思うよ」
『………』
イデア「あの件の後にA氏に会って、まさか
幼馴染みがノーブルベルカレッジの1.2を争う程の魔法士。
本人がA氏に言わなかったのは当然だったと思うよ」
『そう…』
イデア「あー…見返りじゃないけど、拙者とアレの交代でも
いいけど」
アズール「ちょっと、イデアさん！何抜け駆けをしようと
してるんですか！！アレはちゃんとやってもらいますよ！」
イデア「ヒィィ！嫌だァァ！」
イデア、何か失敗したようだった
『ふふっ、ありがとうございます……さて、舞踏会は
これからです。食事もクチに合えばいいのですが…
踊って、食べて、楽しみましょう』
すると、呼び鈴みたいな音が鳴った
副会長「皆様、お集まりいただき感謝します。【第1回
未来ある魔法士の集い】主催のノーブルベルカレッジ
生徒会長より、ご挨拶をさせてください」
コツコツと現れたのは
？「こんばんは」
ロロ・フランムだった
ロロ「先ず、この度は予期せぬ事故により、皆様に心配と
ご迷惑をおかけしたことを、深くてお詫び致します。ですが
この厄災を皆で乗り越えたことで…未来ある魔法士達の絆は
より強く、確かなものになったのではないかと
考えております」
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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます！めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ﾉﾞ (10月22日 10時) (
レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました！ (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります！裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…？裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな？ (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか？ (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2023年10月10日 17時
