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アナタ次第 ページ18

副会長「それは大変だ…分かりました!
すぐに救護に向かいます!」


補佐「ロロ会長も、無理なさらないでくださいね
勿論、エルも。後でまた、会いましょう!」






と、副会長と補佐が駆け去る






完全に去ったのを目視しロロの話が始まる







ロロ「……どういうつもりだね。私に同情したのか?
哀れな男と見くびっているのか。




余計なお世話だ!!



イデア「はぁ…思い込みの激しい男はこれだから
困りますわ」


ロロ「何……?」


アズール「マレウスさんがそのように優しい男ではないと
ロロさんはもう十分に知っているかと思いましたが」


ロロ「ど、どういう意味だね」


マレウス「これが僕の考えた、お前に相応しい罰だ」







己の悪事を告白するか、それとも知らないふりをし続けるか…
その判断をロロ自身に任せる







ロロ「ふっ…ははは!生温いことを言う!ならば黙って
いれば良いだけのこと!そして私は罪を免れる!」



『えぇ、それもいい…けど、アンタはそうやって
自分を偽り、人を騙すことは出来るだろうね…だけど





ノーブルベルカレッジでずっとアンタを見守ってきた
救いの鐘を誤魔化すことは出来ないわよ』








Aの冷たい眼差しが貫く






ロロ「救いの……鐘…?」


マレウス「あの鐘を大切にしていたのだろう?それを
悪用しようとしたこと…反省するも、しないも、お前次第だ」


ロロ「………」








全て告白しても、沈黙を続けても、後悔はする



どのみち、1つを選んだとしても
酷く苦しみ、心は悔恨の炎に焼かれ続けることだろう









マレウス「これ以上にフランムを苛む罰はない。
違うか?」


ロロ「……なるほど、な。確かに……お前達悪党は
人を苦しめる方法をよく知っているようだ…」






マレウス「お前達達も、それで良いな?」







と、マレウスはシルバーとセベクに言った







シルバー「マレウス様…ロロ・フランムの良心に問うというの
ですね。なんと立派なご判断でしょう。俺もそれが1番
いいと思います」



セベク「マレウス様がそう仰るのであれば、誰にも異論など
あるはずがありません!」









…と、なった








アズール「大袈裟ですね…とういうか大切なことを
お忘れじゃないですか?」


ロロ「何?」






アズール「舞・踏・会!ですよ!

交流会の本番である舞踏会が行われるのは2日目の夜
つまり今日の夜です!」

中止にしない→←原因は



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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます!めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ノ゙ (10月22日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました! (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります!裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…?裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな? (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか? (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年10月10日 17時

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