幼馴染みの爆発 ページ14
『それを「皆が」とか「世界が」とか
主語をデカくして語られても
こっちはポカンなんだが？』
ロロ「ぐ、ぐ…！」
マレウス「まぁ、正論だな」
『さっきから、魔法を消すのは弟の為って言ってるけど…
そんなの、弟がロロに頼んだの？頼んでないよね？
勝手に捏造して、自分の罪滅ぼしに使うワケ？』
イデア「ねー、あっちの天気、悪くない？」
アズール「雲が真っ黒ですね」
何処からか、ゴロゴロと雷が鳴っている
ロロ「罪滅ぼし？違う、私は…」
『馬鹿者…！』
ビシャーン！と、ノーブルベルカレッジの近くで雷が落ちた
アズール「雷が近くで落ちた？！」
マレウス「まさか…気候まで操れる程の魔法士、なのか？」
イデア「ヒィッ！A氏、マレウス氏と同じタイプ！
滅茶苦茶、怒ってる！」
あの雷がノーブルベルカレッジに落ちたら
ひとたまりもない
それに、鐘楼に落ちたら大変な事になる
『別に、罪悪感を背負い続けるのが悪いって
言ってるんじゃないのよ…居なくなった人のことを
思い続けることが間違いだとは私も思わない…』
ゴロゴロと雷が弱り、通常の気候に戻る
『でも、ロロがやってることは弟の為じゃなく自分の為。
そこを勘違いするのは虫が良過ぎよ…アンタが救いたいって
思っているのは、弟でも世界でもなく…自分自身でしょ』
ロロ「私…？」
イデア「何、その今気付きましたみたいな顔…本気で
自覚無し？どうしようもないね」
はぁ、とイデアが呆れた顔をしていた
イデア「まぁ、無理もないか…拙者みたいな天才ならまだしも
平凡には簡単に解決出来る問題じゃないでしょうから…」
アズール「最後の1言が余計でしたね…」
ロロ「…もうよい。これ以上、お前達悪党の話など
聞きたくない。皆で罰するなり、警察に突き出すなり
好きにするが良い…」
マレウス「……そうだな。好きにさせてもらう」
『じゃあ、ロロの初恋を皆にバラしていい？』
ロロ「ばっ…！やめろエスラルダ！」
好き勝手な娘が登場←
『好きにしろと言ったじゃんかー』
ロロ「なんだその棒読みは…！」
『ってか、初恋誰なの？』
ロロ「そ、それは……っ、言わせようとするな！」
『ﾁｯ、言わないか』
マレウス「それより、確かめたいことがある
下の階に降りるぞ」
マレウスに言われ、下の階に降りる
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狼龍雪 - 裏話ありがとうございます！めっちゃ面白かったですヾ(o≧∀≦o)ﾉﾞ (10月22日 10時) (
レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» 分かりました。…って、ことで、僕の妄想で書きました！ (10月22日 0時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - めっちゃ気になります！裏話書けたら書いてください🙇 (10月21日 10時) (レス) id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 狼龍雪さん» あ、気になりますか…？裏話を書いても書かなくてもいいかなぁ、って作者は思ってたけど…書いた方がいいのかな？ (10月20日 23時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
狼龍雪 - 恋の行方でエルとロロは何を話していたんですか？ (10月20日 22時) (レス) @page31 id: 342bdbf996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2023年10月10日 17時
