赤と水【名探偵コナン】

手当て ページ7

赤井「母さん、大袈裟だって…
ほら、そこ座れ。」

『え、あぁ…』

メアリー「ヤダっ、秀一が手当て？」
赤井「母さん…そんなキャラだったか？」
『(テンションが高い…)』





微かに臭う消毒液。




『ｲｯ…！』
赤井「我慢しろ。」
『痛いものは痛いの』




頬には絆創膏、2の腕に包帯。






赤井「よしっ…包帯キツくないか？」
『うん…キツくない。ありがとう』微笑み
赤井「…っ///…別に」



救急箱を直しに行った。




メアリー「ハハァン…」ﾆﾔﾆﾔ←






「ただいまー」





遊びに行ってた弟が帰って来た。




メアリー「お帰り秀吉。」
秀吉「あれ、兄ちゃんの友達？」
『赤井くんの弟さん…？』


メアリー「そう、赤井秀吉。」
『こんばんは、渥美Aです。』
秀吉「僕、赤井秀吉。よろしくね！」




部屋から赤井さんが出て来た。




赤井「母さん、父さんは？」

メアリー「ん？務武さんならもう直ぐ帰って
来るわ」





そう話していたら帰って来た。




メアリー「噂してたら帰って来たよ」
務武「お客か…って、秀樹とマリーの娘か！？」
メアリー「えぇ、そうよ」

務武「久しぶりだなぁ！こんなに大きくなって…
此方に帰って来るって秀樹から聞いてたが…
そんなに早く帰って来るとはな！」

メアリー「それ、つい早急私が言ったわ」
『(で、デジャブ…)』



赤井「父さん、Aにジークンドーを
教えてやってほしい。」


『…っえ？』
務武「ん、いいが…」




Aはいきなりの名前呼びで驚いており、
赤井さんは父、務武さんに今日の出来事を
言った。




務武「なるほど…分かった。」
『よろしくお願いします。』






初めはAでも簡単に出来る技を教えた。






務武「構え方は…右腕が前に来る。」
『こう…か。』




簡単にいえばサウスポースタイル。
強い方を前に置き、急所に素早く叩き込み、
それのみで全てを終わらせる事を理想とする。




務武「立ち方は…気を付け、の。立ち方から
左足を20〜25cm9時方向に動かし、今の状態を
時計で言えば…右足は3時で左足は9時。
右足は12時方向に踏み出し体重の乗せ方は
右足6、左足4ぐらいの感じ。
やや前傾姿勢で、右足は金的を隠すように膝を
内側に絞り、左拳は左顎。右腕は鼻から
10cmくらいに置く。」

メアリー「多くの格闘技は右を奥に置くけど
ジークンドーでは前よ。」



『なるほど…勉強になります！』

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