赤と水【名探偵コナン】

お揃いの ページ35

『お待たせしました〜
フルーツサンドです』



元太「ありがとう、姉ちゃん！」
歩美「美味しいぃぃ！」

蘭「今度作って見ようかな」





時間を気にせずホームズ亭で食べたりしている
コナン達は満喫していた




真純「ん、Aさん…そのネックレス…」
『ん、これ…？』




と言って首からネックレスを外して手に持つ。




コナン「…っ！(あれ…あれって…)」
哀「(あのネックレス…)」

真純「それ、秀兄とお揃だよな…前にも
同じやつを首に掛けてたから」

『えっ、秀一…まだ付けてたの？何か嬉しいな』




コナンは「(あ、そうか…！だから、赤井さん
電話で…)」と心の中で言った。




小五郎「ん、その彼に貰ったんですか？」

『いいえ、私と秀一が13の頃に一緒に作って
お揃いにしたんです』



と言いながら、首に掛け直す




園子「20年前のネックレスを付けてるん
ですか？！」

『えぇ、彼が持ってるのは私が作ったやつで
私が持ってるのは彼が作ったものなの』

光彦「交換したんですね」
博士「(赤井くん、器用じゃのぉ…)」

コナン「(えぇ…赤井さん、器用だなぁぁ…
今度作って貰おうかな…)」←←←



『あ、そう言えば…ニット帽被ってた？』

真純「ん、ニット帽…？あ、4前に1度…
駅のホームで会った時にニット帽被ってたよ」




彼女は安心した様な嬉しい様な表情をした。




『やっぱり、何やかんや約束は守って
くれてたんだ…良かった』

哀「何か約束してたのかしら？」

『うん、日本に引っ越す3時間ぐらい前に
約束したよ…「私達が大人になったらニット帽を
被る」って、訳の分からない約束をねw』

園子「私達って事はニット帽も
お揃いなんですか？」

『まぁ、お揃いになるかな。私が元々ニット帽
被ってて、一時期無くしたって思った時に
もう1つ買っちゃってね、彼にあげたの』




今思うと、その約束は訳の分からない約束
だったと思うぐらいだった。




コナン「(ベタ惚れだな、これは…)」
小五郎「良い話ですなぁ」

蘭「会ったりしてるんですか？」



『ううん、まだ会えてないわよ。
電話もメールも10年前から音沙汰だし…
仕事で忙しいのかなって』

真純「………」




コナン「(いや、偽装死して普通に俺ん家で
居候してるけど…沖矢昴としてなら
会えるけど…)」←←





やたらとメタい発言をするコナン君であった。

何故アナタが（夢主Side→←ホームズ亭4（追加

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