赤と水【名探偵コナン】

13歳 ページ26

ホワイトクリスマス…
夜になると周りの建物は
イルミネーションでキレイに
光っている。




『ごめ〜ん！結構待った？』

赤井「いや、数分前に来たばかりだし…
待ってないな…」

『っ〜//(秀一がいつもより格好いい…)
何か、大人っぽい服装だね』

赤井「あ、あぁ…父さんのお下がりだけどな…
Aってワンピース…着るんだ」

『いつもはズボン系だけど、お母さんが買って…
ど、どうかな///？』

赤井「あぁ、似合ってるよ…(ワンピース着てる
Aってなんか新鮮…)」

『あ、ありがとう//！』









『わぁー…！見てみて秀一！あのツリー！』
赤井「はしゃぎ過ぎだ…いつか転ぶぞ…」



2人はビッグ・ベンに来ていた




赤井「迷子になっても知らなi…ってもう居ない
じゃんか…はぁ」




秀一が一瞬余所見をするとAの姿は
なかった。秀一は少し考えて彼女を探した。




赤井「…あ、やっぱり此処に居た。」
『秀一！ビッグ・ベンが目の前に…！』
赤井「ビッグ・ベンいつでも見れるだろ…」
『だって、此処に来る事全然ない！』



彼女は写真をパシャパシャと撮っていた。



『ん、あー！秀一また身長伸びたでしょ！
修学旅行の時に撮った写真より高くなってる！
今身長は！！！』ﾑｶﾑｶ

赤井「175…確か。」

『5cm差だと…？アンタねぇ！いつになったら
成長期終わるの！？』

赤井「俺に聞くなよ…俺だって知らないし…」



周りの夫婦、恋人、家族が2人を見てヒソヒソと
言っている。


「カレカノかしら…？」「え、美男美女…」
「私達もあの子達を見習おうよ」「高身長…」
「え、イッケメン…」「え、可愛い…」
「ホームズとアイリーン見たいだね」


と周りがざわつく。




赤井「…A、場所を変えるぞ。此処じゃ
何も言えん」ｸﾞｲｯ

『おっと…！わ、分かった』




秀一はAの腕を掴んでビッグ・ベンの
裏に行く。




『で、言う事って…？』
赤井「……」ﾋﾟﾀｯ




秀一は歩いていた足をピタッと止めた。
まるで、「あ…」と言う感じで。




『しゅーいちー…？どうしたの？思考停止して…
おーい…？』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ



顔の前で手をブンブン振ってたらパシッと
手を掴まれた。




『あ、生きてた』
赤井「勝手に俺を殺すな、バーカ」

『えっ…初めてバーカって聞いた、珍し…』
赤井「はぁ…気が狂う」



秀一は肩をガクッと落とし頭を手で抑えて言う

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