赤と水【名探偵コナン】

帰り道 ページ19

『わー…暗いね』
赤井「そうだな」



秀一はAの腕を引っ張り
少し寄り道よした




『秀一、何処行くの？』

赤井「俺が目を開けろって言うまで
開けるなよ？」

『え、分かった…』




目を瞑り、手を繋ぎながらテクテクと歩く





赤井「着いた…もう目を開けていいぞ」
『ん…何処nって…わぁ！！』




そこは小さな水の溜め池がありホタルが数匹
飛んでいたのだった。

それに、今日は天気がよくて星空がキレイで
ひんやりした風が2人を包むように吹く。




『日本の川みたい…』
赤井「前に俺が見つけてな…気にったか？」
『うん、英国で初めて見たよ！」ﾆｺｯ

赤井「っ〜///！そ、そっか」




秀一はAのニット帽を深く被せる





『うおっ！？な、何？』




彼女は驚いてニット帽を直ぐに元に戻し
秀一は少し顔を逸らす




赤井「何でもない」
『秀一…顔、赤いよ？大丈夫？』

赤井「う、煩いな…夕日が赤いからだ」
『…ん？もう暗いよ？』



赤井「…俺の気持ちを分かってくれ」ﾎﾞｿｯ



『ん、何か言った？』
赤井「何も言ってない。さ、帰るぞ」

『あ、待ってー…』






秀一はスタスタと早く歩き、Aはテクテクと
歩いて、秀一を追う。







赤井「此処でいいか？」
『うん、ありがとう。』

赤井「じゃ、俺は帰るからな…あ、明日の
体育の事聞いたか？」

『体育…？ううん、聞いてないよ？』

赤井「何も聞かされてないのか…明日は
男女別で体育をするらしい」

『本当？それいつ言ってたの？』
赤井「Aが保健室に行ってた時だ」

『そっか…報告ありがとう』
赤井「じゃあな」

『バイハイ、またね』

助けて…（夢主Side→←事件解決☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す