クラスメイト ページ2
「おーい、席に付けー」
椅子の引く音が教室に響き渡る。
「今日、転校生が来たぞ!入ってくれ。」
ガラガラと扉を開けて転校生がやって来た。
『渥美Aです……宜しくお願いします』
クラスから「可愛い!」とか「美人ー!」とか
聞こえくる。
「渥美は赤井の隣な。」
『あ、はい。って…えっと…え?』
名前だけ言われても誰が誰なのか分からない。
赤井「ん、此方。」
『あ…はい。』
場所と誰なのかを把握したAであった。
席に座り一先ず落ち着く。
『赤井くん、だよね。宜しく』
赤井「…宜しく」
眠たそうな彼だった。
A/赤井「(この子…/コイツ…
何処かで…)」
チャイムが鳴り、1時間目が始まる。
「えーじゃあ、この答えは…渥美」
『えっ…あ、はい』
「この答えは分かるか?」
黒板に書かれていた式を答えるが…
『(しまった…苦手分野で苦戦し過ぎて
まだ途中式しか…)え、えと…』
その時…Aの足に赤井がトンと蹴った。
『ん…。あ、(あれ、いつの間に…)』
いつの間にノートの端に答えが書かれていた。
『あ、10/5です……』
「あぁ、正解だ。」
Aは『はぁ…』と息を付き、赤井と目が
合い、お礼を言った。
『ありがとう…』ボソッ
赤井「ん、別に…?」ボソッ
ホームズの本を読んでいた。
『(シャーロキアン……かな。ってか、
授業中…)』
彼女は気になって赤井のノートを見た。
『(え、今日やる範囲の問題が終わってる…
いつの間に…得意分野か。でも、
裏で努力家なのか。)』
赤井「…なに?」ボソッ
『…ううん。努力家なんだね。』ボソッ
赤井「……?」
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柚木葵(プロフ) - スズさん» ありがとうございます!幼少期の頃の赤井さんを書きたくて…つい、書いてしまった!(*´▽`*)気長に待ってくださいね (2020年8月16日 1時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
スズ(プロフ) - 赤井さん、めちゃかっこいいです!ジークンドーのところとか。これからも頑張ってください!応援してますね!(○´∀`○) (2020年8月16日 0時) (レス) id: a082f7bfbe (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - 彩さん» 大好きな感じですか!?それはそれは、ありがとうごさいます。 ジークンドーの構え、立ち方は7割調べました。変なところあったらじゃんじゃんコメントで言ってください!気長にお待ちくださいね (2020年8月11日 13時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - なつきさん» おぉ、ありがとうごさいます!気長にお待ちくださいね (2020年8月11日 13時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
彩 - わ〜!私が大好きな感じ。ジークンドーの立ち方とかもちゃんと書いていて...調べてやってるんですか?話もスムーズで、変なところなくて読みやすいです!最新待ってます。あ、今更ですけど[彩]で〜す。よろしく!(?) (2020年8月11日 8時) (レス) id: c92acb4384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚木葵 | 作成日時:2020年8月6日 20時