バレンタイン4（番外編 ページ6
『さ、悟…』
少し乱暴だが、手を振って持ってる箱を取られた
『…っ！！』
五条「これ、Aが作ったの？」
『っ！あ、ちょっ…！』
手を伸ばしても届きはしない
取り返そうと思っても、リーチの差が合って片手で頭を
抑えられる
『ちょ、待って…ねぇ！！返して…！ゴミだから！』
五条「うわっ！なにこれ美味っ！」
『ねぇ、なんで……！！』
俯いたAはスタンッと、足元から崩れ落ちた
『なんで、食べたの…安いチョコで作った安い生チョコだよ…
悟には高価なチョコレートが沢山あるでしょ……』
Aの感情は渦を巻き、涙が零れる
五条「あー……A？」
Aの目線に合わせてしゃがんだ五条は頭を撫でた
五条「悪い。意地悪し過ぎた」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
メンタルが脆いものなので五条も内心焦る
五条「確かにあのチョコは高いけどさ…俺はAが作った
チョコの方が嬉しいけど？」
『嘘だ…』
五条「嘘じゃないって。昨日から頑張って時間をかけて
作ってたんだろ？」
『…っ！なんで、昨日からって知って…！』
五条「ほら」
と、五条はケータイの画面を見せた
『っ！』
五条「実は任務の移動中の時…」
＿＿＿＿＿＿＿五条「(暇だな…)」
ピコーンッ
✉家入硝子
五条「ん？(硝子から？こんな時間になんだよ)」
【差し出し人 家入硝子
2006/2/13 23:05
�� 060-△△△△-××××
［件名］内密
明日、受け取ってやれよ
【Aの写真】
ーーーーENDーーーー】
五条「っ………(くっそ可愛いぃぃい…！)」＿＿＿＿＿＿
硝子がAが作ってる最中の写真を盗撮して
五条に送ったそうだ
五条「俺にとっては此方の方が価値あるし
ゴミじゃねーよ」
『…ｯ…悟…』
五条「ったく、なんで泣くんだよ…」
今年のバレンタインは悲しいような嬉しいような…
そんな渦を巻くような感じな日だった
五条「な、こっち向けって」
『……っ？！え、ん…！？』
五条「驚き過ぎだろ」
『い、いや…だって、顔近いし…』
その時、軽いリップ音が3階の廊下に響く
『っ…///』
五条「照れてやんの」
『う、うっさいバーカ…！』
〜完〜
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マニ。(プロフ) - 柚木葵さん» はい！平気です！あの葵さんのボードに返事送りました！通知来てると思うのでご確認お願い致します。ボード返事待ってます。 (2月24日 13時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
柚木葵(プロフ) - マニ。さん» 応援ありがとうございます✨ボートの通知に気付くのに遅いかもだけど…よければ (2月24日 13時) (レス) id: 07f1144e2b (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます💝 (2月24日 12時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2024年2月20日 13時
