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効力は ページ6

騒いで数時間後








『ふぅ…出来た。あとは冷やすだけ』








冷蔵庫を使いたいが…間違えて食べられると問題がある








『……氷水で冷やすか』








冷えやすいボウルに氷水を作り、バットごと中に置いて
溶けないように対策をする








『タネが余ったわね…ま、私のオヤツ用に作ろうかな』








と、美鈴用のオヤツを作って










『こら、駄目ですよ。試作なので出来上がってからです』










甘い匂いに誘惑された女中達を追い出した










『よしっ、完成っと』










直射日光に当たらず、冷却させず
濡らした布巾で保温させた









『此処に置いておけば取らないでしょ…さて
使った用具を片付けに行かないと』









片付けて、薬草と毒を採集していると







分家の女中頭が来たと聞いて急いで戻ったら










『すみません、お待たせし……ま……………』







本家と分家の女中頭2人、分家の長の長女と
五条夫妻、五条悟が



顔を顰めたり、青ざめたり、引いたりしていた










『え、まさか………』








調薬していた部屋を覗くと








女中3人が顔を火照ながら、乱れ着になっていた









分家女中頭「こ、効力は分かったわ…」
五条「何を食べさせたんだよ」

『何って…あー…試作の媚 薬…(しかも私のオヤツ…)』








と、美鈴は女中のスカートを捲った









『うん…大丈夫、未遂です』


女中頭「おバカッ!」コツンッ
『イデッ……』









と、女中達を運んで本来の物を渡す









『渡すものはこちらです』
分家長「こ、これが…」


『する時は1粒が目安で、食べ過ぎると鼻血が出るかも
しれません』


五条「あれは試作か?」
『あれは私のオヤツです』





全員「お、おやつ?!」




『私は食べても問題ないです。慣れてますので』









この毒味役…やベェヤツだ。と








五条家、全員…肝が冷えた









『女中達が食べたオヤツよりも効果がありまので…
羽目を外し過ぎないように』


分家長「は、はい…」










仕事も終わり、自室でお茶をしていると












『えぇっ…?!きゅ、給料…?!』









五条母に給料の話をされた








五条母「えぇ、タダ働きには出来ないもの」
『で、ですが…』


五条母「お願い。気持ちだけでも」
『うぅ………わ、分かりました』

主人と毒味役(夢主Side→←日常



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(プロフ) - 最高でした。ありがとうございます。 (2月27日 19時) (レス) @page46 id: c7d3164cef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年12月17日 23時

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