毒味役は日本に出張【呪術廻戦】【薬屋のひとりごと】 (ページ15)

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買い物だけでページ15

奥様が完全に回復して

女中の処分は奥様の赦しを得て
また、女中としてテキパキと働いている

そして、宴をすると言うことなので

買い出しに行くだけ……なのに

『なんで、ついてくるのよ…』

買い物に行くだけで五条がついてくる

五条「お前、弱えし」

『呪力の結界？ってのがあるから大丈夫よ』
五条「万が一、1級、特級が現れたらコロッと逝くぞ」

『悟様がいても結果は同じでしょ』
五条「俺は強いし問題ねーよ」

『そうですか』

ピリピリとした空間を歩きながら
美鈴は道端に咲くツツジを取り、吸っていた

五条「っ？」

気になった五条もツツジを引き抜き、吸った

五条「ん、何これ、美味しい」
『でしょ？まぁ、毒だけど』

五条「っ？！ｹﾞﾎｯ、ｶﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ…！」

聞いた瞬間に五条はゲホゲホと咽た

『グラヤノトキシンって言ってね、摂取すると
めまい、吐き気、下痢、口の乾き、全身の麻痺、頻脈
ひどい場合には呼吸困難とか引き起こすのよ』

五条「それを先に言えよ！！」
『私がいるから大丈夫って思ってちゃ駄目ですよ』

ケラケラと笑いながら目的地に着いて
買い物を済ます

五条「……おい、後ろ」
『……呪霊？』

五条「お前の呪力が原因だ。祓ってくるから
そこで待っとけ」

『分かりましたよ。待てば良いんでしょ、待てば』

ポツンと1人で待っていると

「ねぇ、キミ1人？」
『いえ、別に』

ナンパ師に捕まっていた

『待ち人が居ますので』
「それって女？男？」

『(面倒くさ……)あの、そういうの間に合ってます』

ジワジワと怒りを沸騰させていたら

五条「何やってんだよ」
『あぁ…ご主人様、早かったですね』

ナンパ師が「っえ？」となった

五条「はっ、ご主z…『用は済みましたか』あ、あぁ…で
お前ら何？俺のモノに何か？」

15歳にしてはビックリ
脅威があるのか、相手は去って行った

『アナタ凄いわね。まだ15なのに追っ払っちゃうとか』
五条「強調するなよ「まだ」って」

『事実でしょ？』
五条「感謝のしゃの字もないのか」

『谢谢、我得救了』

五条「しぇしぇわだじょ…？って、母国語で話されても
此方は分かんねーんだよ！！」

『分からなくて良いのよ』
五条「んだとオイ！！」