lady nine ページ9
｢数え切れない程いますよ？だから経験は豊富なんです 笑 ｣
村上｢そ、そうか。｣
ニコニコ笑うから 苦笑いしか出来へん｡
ようやく全て話を聞き終えた｡
｢はい！試したくなったでしょ？｣
村上｢いくつ？今｣
｢ 27 です。｣
村上｢… 相当やな。｣
｢丸山さんとも相性はいいとは思いますけど… ほぼ私が有利でしたから笑｣
マル 、 お前 こんな女に…
｢村上さんならどっちですか？｣
村上｢さあ？｣
そんなに男がいたんなら…
色々と事件起こしてんちゃうか？
これ以上 巻き込まれたら
こっちが危ない｡
村上｢なぁ… お前のことはよぉわかった｣
｢はい ？ ｣
村上｢もう一切 マルとは会うな。｣
｢あぁもちろん
2人で会うことはないですよ｡
1度きりって決めてますから。｣
村上｢そういう事やなくてな。｣
｢… 私、馬鹿じゃないですよ？｣
一瞬睨まれるから 怯んでまう｡
女の睨みってほんま怖いな… ｡
｢じゃあ 村上さんが相手にしてくれるって言うんだったら
丸山さんをお店に入れることはしないです。｣
村上｢ え ?! ｣
とんでもないこと言いながら
テキパキお酒作れるこの子はやっぱり慣れてる｡
村上｢何言うてんの … ｣
｢簡単な事ですよ？しちゃえばいい話ですもん。｣
それをあっさり言う君が理解できない。
村上｢あのなぁ … ｣
｢怖いですか？｣
一言｡ その一言がなんかグサッときた。
｢まぁそうでしょうね。でも私なら大丈夫と思ってほしいです｡｣
村上｢それも慣れとるってや？｣
｢もちろん｡ ｣
村上｢… … ｣
｢絶対 村上さんを撮らせたりはしないです。｣
絶対って言う可用性は限りなく低いと思うで俺は。
｢お金なら 昨日ので大丈夫ですから。 続きしましょ？笑｣
そう言い 彼女は
グラスの酒を差し出す
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年7月8日 14時
