lady four ページ4
急に… 人格変わった?!
｢ホンットに可愛い人。｣
は？
｢話聞いたとおり｡ 一切女に靡かない男だって｣
… 話 って｡
｢私 村上さんのファンなんです。｣
村上｢へ？｣
｢アイドル なんでしょ？ ｣
村上｢え？、、ちょっと 冗談言うても困るで Aちゃん …笑｣
立場逆転してもうた これ … ？
｢私 丸山さんにコソッと教えてもらったんです♪｣
…え、もしかして
｢自分達はそういう関係の仕事だって｡
あ。 もちろん誰も言ってませんよ。｣
丸山ｯ… あの アホっ…
｢その中で 丸山さんね、村上さんの事激褒めするんですよ。 もう 酔っ払っちゃって… ｣
一体何がしたいんや あいつは…
｢1番 お仕事出来るんですってね？笑 しかも 女に靡かない？｣
村上｢お前 なんか企んどる？｣
｢企んでるだなんてそんな… 笑 お客様に失礼ですよ｡｣
さっきのは営業スマイルってやつか…
やっぱりキャバ嬢好かんわ。
｢試したくなりません？一応私 あの店の1番なんですけど？｣
ふふふって笑うとるけどな…
一切 そんな気分ないねん｡
村上｢帰るわ。｣
ベットから立ち上がった瞬間に
ベットドンされる男おる？
｢私が帰したくないんですよ。｣
こう言われる男もおる？
村上｢お前 金やろ？｣
俺に近づいたんのも
金目的や。
｢ええ。 ｣
あっさり認めた…！
村上｢ほな やるわ んなもん。｣
Aちゃんをどかして
財布手に取って
幾らか差し出す
村上｢ほれ｡｣
｢… あっ… ｡｣
村上｢なにしとん？はよ。 ｣
彼女は ためらいがちに手に取る｡
村上｢今後 丸山にも近づかんといて。そういう世界やから。｣
｢村上さん｣
振り向いた瞬間
軽く キスされた。
｢私 本気ですよ？｣
忙しく回る日常｡
なんなら こんなとこ行く暇すらない。
Aちゃんは
俺の膝の上に乗りかかる｡
ちょっとでも動いたら唇が重なる位の距離｡
｢ちょっとだけでも… 癒されたくないですか？笑｣
彼女は誘惑する。
こいつ… ｡
村上｢試してんのか？｣
ほんの少し…
ほんの少しやで 俺 ｡
腰に手を回した俺に彼女は勝ち誇った様な微笑みを向ける｡
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年7月8日 14時
