LADY 《紫》 (ページ27)

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lady twenty-seven ページ27

頭の中をグルグル巡ってる｡

さっきの2人のやり取り｡

流石になぁ…

その後をつけていく勇気はなかったわ。

村上｢はぁ、。｣

何故かため息も出るわな｡

もう…こいつにLINEしてから2時間は経ったで。

ちょっとは連絡せんかあほ｡

まぁ…俺みたいな奴のLINEなんて要らんよな。

あん時はあん時で欲しかっただけやろ？

お気楽様やねん、あの嬢ちゃんは。

さっきのヤツ、客ちゃうやん？

絶対ちゃうやん?!

無駄に仲ええ雰囲気やったで。

村上｢チッ… ｣

ピッ＿＿

付けたTVからは
芸人さんの笑い声が響く｡

男『Aさんにお誘いしてもらえるなんて… 』

嬉しそうに笑う男がおって｡

仕事場の後輩？

あぁあの案内人とか。

頭捻って
ちょっと若い男の顔よぉ見ようかしたらな、

あいつは普通に言うねん｡

『そんな気分だったから。』

って、、、、

これが… 女の本性…

美しい見かけを持つと自由に弄び、

男『俺、何度でもｯ … 相手になりますから！』

いとも簡単に…

男の気持ちを操ることが出来る。

思わず鳥肌たったわ…

何度でもって言うた｡

確かに聞いた｡

Aは、あの男と一度してる。

何度でも相手になるってさぁ、、

それ、飽きないってことやん？

Aが唯一選んだ男やん？

俺やって、Aの記憶やと２回したで？

『あなたが1番いいと思ったの｡』

なぁ… ｡

もう会わへんやろうな｡

数日前に出会ってしまって、それが何とも悪い女で

色々やらかしただけの関係やんか。

それだけ｡

それきりの出来事やった｡で終わらせよ。

村上｢あ、洗濯物… ｣

乾燥機に入れたままだった洗濯物を思い出し、取りに行く｡

一人暮らしの少ない服の中に、

昨日までAがきてた俺のＴシャツが出てくる。

村上｢有難うくらい言わへんのか｡｣

俺はなんか悔しくって、そのTシャツを投げる｡

近くにいたチーをビックリさしてしまった。

村上｢あぁ！チーごめんな？笑｣

＿＿＿＿

作者からです。
すみません、少し訂正しました！

すばる君の歳なんですけど、
35 でした ((汗