lady eighteen ページ18
何や…
今日に限って寝れへん｡
時刻は朝方になりそう。
ちらっとリビング見ると
ソファーに寝そべった頭だけが見える｡
寝てんのかな？
水… 飲み行こ。
それだけやで？
起こさんように
そっと通りすぎて
コップの水を飲みながら横目でソファーを見る｡
変に冷蔵庫の中やら探って…
そんでまたソファーに視線が移る
いやいや、何でこんな気になっとん？笑
頭ガシガシかいて
村上｢…はぁ …｣
ソファーの前に寄り
Aちゃんの顔を見つめる｡
これで彼女の寝顔をちゃんと見んのも、
2度目か…
村上｢起きへんのか？こない物音たててんで？｣
ちょっとは起きてさ、
村上さんって言うてくれてもええねんで？
変わらずこの子から
スースーと心地よい寝息が聞こえるだけ｡
ぷにっとほっぺいじったりするがぐっすり寝とる…
村上｢ったく… 何でそんな他人の家でスヤスヤ寝れんのや？男の家やで？｣
まぁ 毎日 男 と やる奴や…
警戒心 とかそんなもんとっくにないんやろな｡
どこまで わがままやねん。
女をソファーに寝かすのは申し訳ないっていうのが
今更だけど出てきて
しゃあないから
Aちゃんの背と膝裏に
腕を回して持ち上げる。
自分のベットまで連れていった。
静かに寝かして
さ、俺もソファーに…
と向きを変えようかした時
｢村上さん…｣
声がした｡
｢ずっと… 起きてましたよ？私｣
その目は 悪い目しとる。
村上｢なん？ ｣
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年7月8日 14時
