lady fifteen ページ15
丸山｢んー。こんなのきたんやけど、どおっ？｣
は？
見せられたのは
マルの携帯のLINE｡
相手は
村上｢Aちゃん？｣
丸山｢うん！｣
いや… うん！ って…
丸山｢信ちゃん今日遅れたやんか？なんかあったん？笑｣
村上｢寝坊しただけ。｣
丸山｢ふーん。どうする？これ。｣
村上｢お前は警戒心がないん？
普通に連絡先教えてさ。もうちょっと… ｣
自覚せぇ… って言いかけた
丸山｢Aちゃんて… … ちょっと残酷な子やと思わへん？｣
村上｢は？｣
丸山｢俺 ほんまの事いうと 信ちゃんに教えたないなぁ連絡先 って笑｣
Aちゃんからマルに送られたメッセージは
"丸山さんとは今後会わないです。こうして連絡することも最後にします。"
約束… 言うたから ええで？
ん？約束？
俺 … するって言うたっけな？
"一つお願いがあるんですが、村上さんの連絡先教えてもらう事は可能ですか？"
… どこまで図々しい女やねんな？
そんで
マルはマルで…
意味深な事言うし｡
村上｢あかんて言うて｡ 俺はちゃうからな！｣
丸山｢はいはーい｡｣
村上｢あと マル ｡ もう絶対あの店行くな。｣
丸山｢なんで？｣
村上｢… ｡ ｣
そこは察してくれんか？？
携帯いじりながらこっち見んで言うマルは少し拗ねとる。
丸山｢ そんなアホちゃうし… 俺も分かっとうよ｡｣
村上｢ん？｣
丸山｢でもな 俺は本気やねん｣
村上｢向こうはちゃうで？遊ばれてんで？｣
丸山｢うん… ｡知っとる…｣
あ。
はぁ…
やらかした｡
マル落ち込んでしもたｯ…
丸山｢あ、Aちゃんから｣
村上｢何て？｣
丸山｢分かりました。だけ ｡｣
村上｢ほうか… ｣
やっとアイツ諦めたか。
＿＿＿＿
＿
ガチャ＿
玄関開けてすぐ
チーが鳴き声がした
村上｢お、チー ｡ ただいま♪｣
俺の足にまとわりつくチーは相変わらす可愛ええ｡
撫で撫でしてたら
突然俺の頭も撫でられた｡
｢おかえり 村上さん。｣
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年7月8日 14時
