lady fourteen ◎ ページ14
起きたら…
居なかった。
1枚の紙が置いてあって…
仕事だっていう内容と
昨夜のことはなんも覚えてへん!
「… ガサツな字。」
覚えてない?
何それ…ちょっとショックなんだけど…
いや でもいいかも。
昨日は 全く私何も出来なくて
ただ ただ 村上さんに甘えてた。
自分が リードするし とか言ったくせに
散々鳴いたからなぁ
ズキッ
「… うわ… まじかぁ。 久しぶりに…」
きた… 筋肉痛。
だから それほど激しかったんだ ってわかってくれていいのに…
… 忘れられるか あんなの。
自分の携帯を手にし
慣れた番号にかける
「あ、ごめん。今日休むね…ちょっと具合悪くて…」
夜からの仕事なんてきついわ…
それもあるけど
村上さんの部屋から出たくないの。
彼が帰ってくる場所に居たい 。
あと…
あの日の夜から途絶えたLINEの会話。
「丸山さんなら知ってるよね… 」
約束するから…
お願い。
丸山さんとは今後一切 関係は断つ。
その代わり
あなたがほしい。
それは
当然…
「カラダだけど… 」
ボソッと呟いた時
猫の鳴き声がして
そこに居たのは
あぁ… この子がちーちゃん?笑
村上さんが1番デレデレした顔で話してた話題の人物。
ちーちゃん て誰よ。って思ってた。
猫だって言い張るけど
猫っぽい彼女か?って…
ちーちゃんはすぐ懐いてくれて
「可愛い。」
分かるかも…
あんなに村上さんがデレデレになるのも。
185人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年7月8日 14時