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裕君はTVで見るまんまと同じ感じで
がっつり口に頬張る…
「ふふ、付いてる」
横山「え、あっ。」
ほんと美味しそうに食べるよね…
お店を出てから
その周辺の
小さな雑貨屋さんとか
洋服とか
本当に
裕君が隣にいるのが
当たり前のように
付き合ってるみたいで嬉しかった
「あ、サングラス！」
裕君はメガネに似合うけど
あたしは似合わないから
サングラスに挑戦してみた
横山「ちょっ！ほんまAちゃん似合う！
やっば！どっかのセレブ女優みたいやで！」
「そう？」
調子のって
めっちゃはしゃいだ｡
それくらい楽しかった。
横山「17 に 見えんほど大人っぽいって言われへん？」
「え、そんなことないです！」
横山「なぁ…さっき言うてくれたやんな？
俺に合うように って…」
何の躊躇いもなく
自然と髪の毛に触れる裕君の綺麗な手
ほんとにこの人は…
あたしをどこまでドキドキさせるんだろう…
「あの、… 一緒に歩くのに失礼ないようにって。 少しでも 」
横山「背伸び、せんでもええんよ？」
ふわっと頭を撫でられる。
横山「俺にはAちゃんは10年前に知っとる姿からしたら充分大人に見えるんやで？」
ずるい｡
こんなふうに急に言えちゃうんだから。
デートの最初に気にしてたことなんか
綺麗さっぱり無くなったじゃない。
横山「俺も こうやって背伸びしすぎて かっこ悪いとこばっか見せてしまったからな」
ニコッと笑う顔は
もう何も言えなくなるほど
かっこよくて
「そんな失敗ですら、可愛いと思えてしまうんです ｡ 裕君だから。」
好きな人だから…
嫌じゃないの｡
横山「?! // 」
戸惑った裕君がまた可愛くて、
そしたら、
急にそっぽ向いて
横山「じゃあ… 俺もそう思う って言うわ。」
え？
ん？
どういう意味なのか一瞬分からなかった｡
横山「可愛ええと思うで？
俺と会うために
こんなふうに頑張ってくれたんの」
フフフって運転してる隣で
意地悪そうに
あたしと目は合わせないで笑う。
それが余裕ある大人に見えて
やっぱり裕君には敵わない｡
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りりん∞(プロフ) - ペリエさん» コメント有難うございます！ 少しでも自分なりのお話が伝えられたのはものすごく感激で 嬉しいです。遅くなると思いますが、精一杯更新頑張りたいと思います！ (2017年4月6日 16時) (
レス) id: 15a1e8b142 (このIDを非表示/違反報告)
ペリエ(プロフ) - コメント失礼します。年齢的に丁度合ってて、なかなか気持ちを伝えられない感じとかすっごくわかって、泣きそうになりながら読んでましたw 更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月5日 23時) (レス) id: 1822611ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年3月23日 14時
