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結局
あの子の居場所は分からんまま
１週間が経つ｡
あれからずっと 頭の中はあの子だけ｡
時々仕事集中出来へんくて何度も怒られた。
村上「… 飲みいこか？」
そんな俺を察してか ヒナがそんなこと言うてくれた。
横山「や。ヒナは忙しいからええわ。」
村上「ほうか？ 有難いんやけど…ちょっと心配やで？」
ヒナにまで心配されるときしょい。
変な感じする。
横山「安田に連絡するわ。そーゆーんのは…」
休め って言いたげなオーラがすごいから渋々ヤスを誘った。
電話するとすぐ出て、
安田「あっ！それなら俺がええ店知っとるで？」
嬉しそうな弾んだ声に益々気力が抜けた。
とりあえず…
ヒナと分かれて
ヤスに教えてもらった店にいく。
小さな居酒屋｡
「いらっしゃいませー。」
横山「予約の安田なんですけど」
「はい。こちらです。」
案内された個室。
ヤスはまだ来てない｡
個室に1人は慣れへんわ。
携帯いじったりして数分後
安田「横ちょ！遅なってごめん！」
えへへ♪ と笑うヤス｡
.
安田「で、その子の事が頭から離れんのや… 」
横山「せやねん、注意されるし、このモヤモヤどうにかせぇへんと…」
安田「ぷはぁあ♡ 」
俺の話し中に勢いよく飲みやがる。
安田「横ちょ そーゆー話はもっと飲んでから聞くこと｡
本音がポロッと出てまうやろ？」
そう言って店員さんを呼ぶ｡
「はいっ！お待たせしました｡」
ヤスの注文に必死でメモる｡
見覚えのある顔やなぁ
なんて思いながら
横山「あ、俺… も。 」
「え？」
急にその子の顔が上がって
え？
嘘やん？
個室やからな 完全に変装とか取っとるわけやから…
その店員さんが…
メモを取るのも忘れてるくらいびっくりしとって
「あの… 今日 」
安田「あぁせやせや。今日は横ちょ連れてきたｯ 笑」
親しげに話す２人がいた。
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りりん∞(プロフ) - ペリエさん» コメント有難うございます！ 少しでも自分なりのお話が伝えられたのはものすごく感激で 嬉しいです。遅くなると思いますが、精一杯更新頑張りたいと思います！ (2017年4月6日 16時) (
レス) id: 15a1e8b142 (このIDを非表示/違反報告)
ペリエ(プロフ) - コメント失礼します。年齢的に丁度合ってて、なかなか気持ちを伝えられない感じとかすっごくわかって、泣きそうになりながら読んでましたw 更新頑張ってください！応援してます！ (2017年4月5日 23時) (レス) id: 1822611ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年3月23日 14時
