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チャイムがなるギリギリ
珍しく…
この人が
村上「間に合った！」
教室をかけてきました…
「おはよう信ちゃん｡ 珍しいね。遅刻ギリギリなんて」
村上「あぁ… ちょっとめんどくさいことあってな…」
「何？笑」
朝練はなかったらしく
ゆっくり 学校登校中 のことだったらしい
村上「由夜 が 急に目の前にきてん。」
由夜ちゃん？
村上「家 知らんけど… 俺ん家の近くかいな？そうおもたらな… 」
ん？
急に真剣な顔してどうしたんだろ、
村上「あいつ… お前ん家あたりｳﾛｳﾛしとるかもやで？」
「なぁに言ってんの笑 てか、それが何よ笑」
由夜ちゃんがそんな 不審者みたいなこと するわけないじゃない笑
村上「お前なぁ… こっちは何年か一緒におったんやから知っとるんやぞ？あいつのこと」
「で、今はそんなこと信ちゃんが遅刻しそうになったって話になんないじゃない？」
村上「わかっとらんなお前… 」
はぁ？
呆れて眉を潜める信ちゃん｡
村上「あいつの外見 罠やかんな。 薔薇と同じやアホ。」
「罠 ？」
薔薇に棘があるのと同じで…
村上「最終的に 由夜のやつ俺を見つけてお前ん家の事情聞こうと…」
「信ちゃん？」
村上「あっ… 」
何かを思い出したようにハッとした
「信ちゃん… 由夜ちゃんに言ってないよね？」
村上「あぁ言うとらんよ｡ 適当にはぐらかして逃げてきたんや。」
…適当に、
村上「結果こーやで。ほんま由夜鬱陶しいわ。」
「そう。 お疲れ様｡」
もう激しく動揺してしまって…
村上「絶対由夜には気ぃつけろよ？」
また信ちゃんがそんなこと言うから
変な焦りが生まれてきた｡
.
垣原「ふふ、Aちゃんありがとう。私とお弁当食べてくれて 」
そういう由夜ちゃんは色とりどりの
お弁当を美味しいに頬張る｡
それに比べてあたしときたら…
朝は早起きしたけど、
お昼はいつも信ちゃんと食堂か購買だったから
女子的なお弁当じゃなくて
購買のパン｡
「同じクラスの子とは仲良くなったの？」
垣原「 あぁ… なんかちょっとね… こう見られるから女の子の友達できなくて…」
こう見られるって
大人っぽくて男の子がほっとかないからかな。
女子が嫉妬しちゃってるんだ…
モテる人もやっぱり大変だな…
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年1月9日 22時
