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渋谷「っと… ちょぉ ヒナこっち!」
すばる君がちょっと信ちゃんを引き連れて向こうに行った。
垣原「Aちゃんて言うのね!仲良くしてほしいなぁ」
「え、あ。あたしなんかでよければ!」
間近で見るとほんとに綺麗…
そんな大人の雰囲気に戸惑う
ほんとに同じ高校生?
そのくらい大人びいてる
大倉「俺とも仲良くしてよ、おふたりさん。」
垣原「しないなんて言ってないじゃない 笑」
「仲いい方だと思ってるよ?大倉君とは。」
拗ねてる大倉君可愛いですね
村上「A 。 購買行かへんの?」
いつの間に戻ってきたのか…
垣原「あ、ねぇねぇ、すばる!Aちゃんと仲良くなったの!」
急に抱きつかれて…
「あっ。え。 」
渋谷「お前やめぇや… パニクっとるやないか。」
引き剥がされる由夜ちゃん。
そのまますばる君と大倉くんと去っていった。
村上「はぁ… 騒がしいやつですまんな。 ほら行こか。」
「信ちゃん今日奢って!」
村上「はぁっ?!?! なんでやねん!」
「行くよ!」
村上「おい!」
後ろから信ちゃんの声が聞こえる
なんか意味なくイライラして
モヤモヤしちゃう…
.
渋谷「A 帰るで。」
村上「じゃあな 」
信ちゃんに見送られ すばる君の隣を歩く。
「はぁ… 」
渋谷「さっきからなん?ため息ばっか…」
「すばる君の隣歩いてて… 変じゃないかなぁ。あたし。」
今日思ったの…
あんなに綺麗な由夜ちゃんが隣にいて
こんなにも違うんだなって。
渋谷「は?」
なんでわかんないかな…
「由夜ちゃん… やっぱり綺麗だなぁ…」
渋谷「あんなん鬱陶しいだけやん。」
これでもわからないんだよね…
すばる君ってモテるのにほんとに抜けてる。
渋谷「なんかあったんか?」
でも心配そうに聞くのは本当に嬉しい。
ただの嫉妬なんて言えないよね。
子供みたいじゃん…
「何でもない!笑」
渋谷「ん? なんかあったらすぐ言えよ?」
自然と手を絡ませてくるから戸惑った
「ちょッ… バレたら…」
渋谷「大丈夫。ここ俺らしか通らへん道やし。」
そうだけど…
確かにあんな豪邸に向かう道なんて
誰も通らないけど!
渋谷「彼氏なんやから堂々してたいやん」
にこぉ って笑うから
そんなモヤモヤすらも
うっすらと消えていく気がした
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作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年1月9日 22時