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村上「で、 あれからどーなっとん?」
「え?何が?」
村上「あん?すばるのことや。」
少し機嫌悪そーなんだけど…笑
そういえば……
信ちゃんに何も言えずに
こんな展開になっちゃったな
「あの…実は… 何度も言おうとしたんだけど言えなくて … 笑」
村上「おん?」
「すばる君と付き合うことになりました。」
村上「は?」
あら、信ちゃん可愛ぃ笑
ぱちぱちさせてるお目目。
村上「おい待て。… ほんまか?それ。」
「ほんま。」
村上「あのすばるやぞ?あいつが妹を彼女に?」
お前何して脅した? ! って
言われても…
困る。
「好き って言われたもん!!! あたし達本気だし」
あたしの勢いに引き気味の顔で
村上「… そら、、よかったなぁ笑」
ふんふん と大袈裟に頷く。
村上「なぁ遊ばれとるんちゃうか?実際どーなん?」
ん?
遊ばれてる?
村上「… すばる。手ぇ早いって知っとるやろ?」
あっ!
すっかり忘れてた。
村上「いつも家でどうなん?」
「信ちゃんが思ってるほどすばる君は下心なんてないよ」
真面目にいうよこれは。
村上「はぁぁあ?!?!?! ありえんがな!」
手ぇ出しとんのやろ!既に!
って話し出す。
信ちゃんでかい!声が!!
「ちょっ…!!確かにすばる君は早いと思うけど…ッ! あたしが…」
村上「お前が ッ?! 」
「いや… キスするだけでも精一杯で… /// 」
村上「… 。」
「この前だって… 必死ですばる君のキスに付いていってるのに、」
『ゆっくりでええから。いつ俺が本気出してもええよーに心の準備しとき?』
って…
言ってくれたの。
村上「へぇ。 あのすばるが? 」
何故か信ちゃんは嬉しそうに微笑んで。
村上「ほうかぁ…相当愛されとんなA。」
「え?」
村上「ん。すばるにも やっと本気の彼女出来たみたいで嬉しいわ」
ニヤニヤしてしまう。
第三者からの話って…
なんかよりニヤニヤしてしまう。
すばる君の 本気の彼女…
この響きってなんていいんだろ!
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作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年1月9日 22時