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結局すばる君とは何もなくて
大倉君はいつもみたく会ったらニコニコしてるだけで…
家に帰ってきたら…
両親が荷物まとめてた。
「え?」
母「ごめんね2人とも。2日も家を空けてしまうことになって…」
渋父「仕事の都合でな…。すばる、Aちゃんのこと頼んだで?」
渋谷「あぁー…おん。」
気だるい返事がした。
てことは…
2日間この人とふたりきり?!
ただでさえ
お母さん達が帰ってくる時間帯が遅くてそれまでの時間
すばる君とふたりで気まずかったのに!
それが2日もあるなんて!!
あたしのため息は虚しく…
次の日に起きた時は2人はもういなかった。
「すばる君… 起きてよ。」
起こしに行くのが日課になってしまってる。
渋谷「うぬぅ… あと5分…」
「すばる君!遅刻するから。早く!!」
もうその毛布はぎ取るよ?!?!
いつもはお父さん達いるから起きるのになんで今日…
「あーもうっ!」
よいしょっと…
毛布とったら
「きゃあー!!!!! ////」
渋谷「! ! な、 なんや?! 」
バカ!!!!
「なんて格好してんの?!」
渋谷「さみぃから毛布くれ、」
…、
バカじゃない?
そりぁ、
こんな格好だと寒いに決まってる。
上半身裸で寝るのはやめて… /
「やだ。すばる君二度寝する。」
渋谷「ええやろ別に…んー。ねみぃ。」
まぶた閉じたまま文句言ってくる
「ほら、起きて。」
顔ぺしぺししてたら
グイッ
「ぅわっ!」
チュッ
一瞬ですばる君の唇が重なって
渋谷「あっためろお前。」
なんて近距離ではにかむ。
「は ? // 」
そのめったに見ない上機嫌なスマイルに朝から
ドキドキしちゃって…
渋谷「ん。」
まだ寝ようとして抱き枕代わりにしてくるから離れなれなくて…
すばる君の素肌と心臓の音に
妙に落ち着かなくて
ずっと赤くなったままで…
「すばる君… あの。」
そろそろ離さないと本気で遅刻。
そしたらすばる君は、
色気を感じさせる声で呟いた。
渋谷「お前が… 俺の女になるって言うたら離したる。」
え?
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作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年1月9日 22時