検索窓
今日:11 hit、昨日:8 hit、合計:157,233 hit

23 渋谷side ページ23

大倉「ヘッタクソやねぇ…猫」



渋谷「言うなアホ。」




必死なんじゃこっちは。



大倉「ねぇすばる君ありがとね。」




渋谷「あ?」




ニコニコしてるこいつの笑顔の裏は全くわからん。



大倉「Aちゃんの連絡先くれてさ。」





渋谷「ん…。」





大倉「大切な人ってなんだかわかった気ぃするねん」




その言葉の意味がわかった時…

もう遅かった。



大倉「大切にせなあかんよね…」




渋谷「大倉…」




大倉「君の妹ならええやろ?あ、もう俺帰るわ。」




ドタバタ去っていった。


それだけ言うて。





帰って来た時…


「聞いたよ!迎え来てくれてたけどすれ違ってたみたい。」



渋谷「…」


「わざわざごめッ…すばる君?!」



言いかける前にAの手をとって



俺の部屋に連れ込んだ。





すぐに押し倒す。




渋谷「今お前が好きなんは誰や?」





「え。あ。//」




そうやって赤くなるとこ。




「てかちょっとどいてよ。」






クソみたいな顔して吠えてくるとこ





愛おしいんや。



渋谷「どかん。」


「は?」





しばらく目があって…





大倉が触れた唇に


俺のだけを残したくて




何度も角度を変えてキスした。




慣れてなくて俺にしがみつくA



「すばる君」




泣きそうな顔して俺の名前を呼ぶ。




渋谷「鼻で息せぇ。」




「っ… はっ。」





渋谷「下手くそ。 」





こいつの恋愛経験値がわかる。



全く男免疫なかったやつが…




ある日告白してきた。





それは今まで一途に俺だけを思ってた証拠ってやっとわかって…





「すばる君と比べられてもっ…」




渋谷「なんや。全部は俺にくれるんやろ?まだ何もないて信じてええんやろ?」



「…大倉君と?」




…こいつの口から大倉って聞きたくない。




「何も無いよ。」



『君の妹ならええやろ?』




同時に大倉の意地悪な声が聞こえたきて。




これからあいつが…

こいつの笑顔を独占するん?



泣きそうな声で大倉を呼ぶん?




そんなん許せんで?




渋谷「いつまで嘘ばっか言うんやアホ。」




起こしてぎゅうって抱きしめた。




「あの嘘じゃあ…」



もう妹としてはみきれん。


Aの必死な言葉すら聞こえへんくて





渋谷「明日… 大倉に言うてくるわ。」



「え!」




渋谷「別れさせたる!」




「ちょっ!すばる君?!」

24→←22 渋谷side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
436人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 渋谷すばる   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年1月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。