17 渋谷side ページ17
玄関を開けるとニヤニヤして待ってた大倉
大倉「そろそろかなぁ思た 笑」
渋谷「充分楽しんだやろ?」
大倉「おん♪ ありがとな。ほな帰るわ。」
満足した顔でこいつが出てく瞬間、Aの香りがした。
あいつがたまにつけてる香水の…。
何やねん、別に。
大倉と何しようが関係あらへん。
リビングのドアを開けるともう夕食を作ってた
あれから、Aは早う帰ってくるし、ヒナとも無駄に絡んでないよーやし…
「おかえり。」
こっち見んで、冷たくいう。
渋谷「なぁ…A?」
俺はキッチンに向かって、Aの隣にたった。
今日は何言われたって俺はどかんで!
「え!ちょっ!すばる君が名前でっ!」
渋谷「いや、んなのどうでもええから。」
そんなことでいちいち手ぇ止めんな。
気になるもんは気になるわ。
こない大倉の匂いぷんぷんさせよって!
渋谷「ここで大倉と何してたん?」
「だから関係ないって…」
渋谷「そやな。どうでもええわ。」
いつもと違ってあっさり認めてやった。
ほら、傷ついとる。
否定してほしかったん?笑
やからお前が好きなんは俺やろ?
「すばる君、これ持って言って?」
Aはすぐに表情戻して俺に持たせる。
俺から逃げてリビングに駆け寄る姿にイラついた。
Aのすれ違う度に匂う香水
イラつく。
知らん振りすんなや。
渋谷「A。」
俺はAの腕を掴んで不意に耳にキスした。
「っ?! // 何っ?! ////」
渋谷「ふっ笑 真っ赤やな。」
「やっ…だって…// 」
こんなふうに慣れてないA見るとほんまイラつく。
こんな顔…
大倉にもう見せたん?
これ以上も全部… あいつが…?
渋谷「なぁA。大倉とはどこまでしたん?」
無理矢理ソファーに押し倒した。
「何も…」
渋谷「この先、俺じゃなくって大倉に見せたんや?」
びっくりするくらい冷静で。
渋谷「大倉の香り… なんでこんなに匂うん?」
いつまでも俺の鼻に残る匂いに怒りが込み上げてくる。
怖がってるのは知っとるけど
なんでお前はいつもイラつかせんの?
渋谷「俺、部屋戻るわ。」
作ってくれた夕食には手をかけずに戻った。
俺ほんまにどうかしとる。
Aが俺を好きなんは確かで
俺にはそんな感情一切ないねん。
色気も何も無い。
ガキンチョのあいつを押し倒すなんてほんま狂っとる。
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作者名:りりん∞ | 作成日時:2017年1月9日 22時