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久しぶりにゆっくりできる休日。
亮くんはバイトだとか専門の学校行ってて忙しそうだし。
友達と出かけもせず、
母さんが慌ただしく出ていく姿が見えた。
｢ちょっ?!どこいくの?!｣
母｢あら、起きたのね！しばらく家空けるから、 忠義くんといなさいね！｣
それだけ言って出ていった。
おい…
待てぃ、…忠義だぁ？？
嫌な予感しながらもリビングの扉を開けると、当たり前のようにソファーに寝っ転がってる彼。
｢あんたっ?!｣
大倉｢Aおはよ、お前のオカンに頼まれたから一緒に留守番♪｣
｢いいから、そういうの、さっさと帰れ。｣
大倉｢冷たいなぁ…ええやん少しくらいは、｣
寝起きからそんなブーブー文句言われると余計イラついて仕方ない。
でも言い返す気力もない。
このしばらく一ヶ月くらいこいつからLINEもなかったから安心しきってたのに。
ほっとくか。
勝手に追い出したらそれはそれでママさんに怒られちゃう…
うちの母さん忠義大好きだもんなー。
大倉｢そこの、食いもん俺が作ったヤツ。食って。｣
…イラッ。
でもなんとなくだけど
あたし忠義の料理は好きだ…
味がいいだけじゃなくて…懐かしさがいい。
大倉｢Aー！俺っ！ほら、俺っ！｣
ＣＭで自分が出てることを知らせてくる。
もうTVに出るくらい知名度上がったのか。
忠義のグループは前から活動してるのになかなかここまでくることにかかっていた。
｢忠義はちゃんと大人だね。｣
キラキラしてる。
仕事し始めてるじゃない。
あたしの何歩も先を行く人。
大倉｢大人ちゃうよ。それを言うならAもやで。十分な大人やな。｣
嬉しくないわっ！
そんな人の部屋でくつろいでる人の言い分なんて。
大倉｢そーんな、TVの中の俺を見つめんといて。｣
…ウザい。
グイッと引っ張られたせいで食べかけてた物が少し落ちた、
こらこら零れた。
すっぽり大きなこいつの腕の中に入った。
大倉｢諦めてへんよ？俺。本気で好きや。｣
｢忠義？？｣
大倉｢ちゃう。たつって呼んで。Aだけが呼んでた…俺の愛称。｣
真剣な目の奥は忠義の欲求だけしかないはずなのに…
忠義の愛情が嘘であっても
冷たい亮くんより救われて…
ながされるように自ら戻れない言葉を放つ。
｢たつ…｣
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∞亮ちゃんlove∞ - 更新頑張ってください！！応援してます！！ (2016年8月11日 19時) (
レス) id: 9fc321ba20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2016年2月10日 22時
