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真澄「まさかの渋谷君かぁ。いいなぁイケメンだし！」
私も一回遊ばれたいっ！
って妄想に浸りがちな
真澄を一気に現実に戻す。
「お前さんにはヨコがおるだろ。」
ってかね、渋谷君遊ぶ人じゃないと思うけど？
真澄「裕もかっこいいよっ！いや、もちろん裕がいっちばん♪」
隣ではしゃぐ真澄には彼氏がいる。
まぁ美人さんですから…
そりぁ彼氏もめっさイケてます‼︎
信五とめっちゃ仲良しの横山裕。
そういや、
ほんとに渋谷君は信五の友達なんだろうか？
ヨコと信五なら2人でいるとこよく見かけてた…
渋谷君だけ知らなかった。
というか…噂のせいで関わりたくなかった。
話したらどうよ…
女の子泣き出したらテンパって、
でも冷静に、慰めて
全く真逆じゃんか。
真澄「渋谷君、なんで遊んでるとかそんな噂あるんだろ？」
「思った！あんなにいい人なのに…」
真澄「あんたさぁ、そーやってすぐいい人って言うよね。」
「っ…あー…渋谷君には噂違うってわかっててもあんまり関わりたくないなぁ」
真澄「そぉ？渋谷君いいんじゃない？」
え？そう簡単に乗り換えろと？
「もう、あたし人を好きになりたくないの…渋谷君になんか惚れないよ？」
真澄「どーだろねぇ。まぁ頑張れ。」
もう嫌なんだよね…
男の子の気持ちがわからない…
信五の彼女でよかったなんて今は思えない。
皆が羨ましがる彼女の存在が今はすごい後悔している。
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2015年3月20日 18時
