34→yokoyama ページ34
真澄「あー何よ…もーあの人ら青春しちゃってて…」
羨ましそうに真澄がつぶやく。
教室から丸見えなんだけど…渡り廊下｡
放課後やから誰もおらへん教室に真澄とふたり。
真澄「よく泣くよね。A」
横山「泣いててもええんちゃう？それこそ強なってんあいつ。」
真澄「涙枯らすとかくっさいこと言ってる人のお陰なのかな？」
横山「それ言うたら、お前飛ばされるで…」
ケラケラ笑う真澄…
その時ドアが開いた…
気まずそうに笑って入ってきたのは
真澄「ヒナ…お疲れ様」
横山「よー頑張ったな笑」
笑ってるけど
ヒナがそれは強がりやって叫びたいの分かる。
村上「ほんまに好きやってん。後悔しか残ってへん。」
真澄「ヒナ…そんな弱気になってちゃAが怒るよ？あの子だってまだヒナに未練あるんだし、それでも本当に好きな方に行ったの…」
いつもいつも真澄の言葉は説得力がある。
真澄「中途半端だったらヒナに申し訳ないからね。」
横山「そやな。今日は俺の奢りや!!」
村上「ありがとな。」
真澄「裕!!パフェ行きたい！」
うるさく騒ぎ出した真澄…
そんな真澄見て爆笑してくれてるヒナ…
村上「上手くいくんかなぁ…アイツら。」
真澄「思いっきり泣いてるけどねーA」
Aは強なったと思う…
それもすばるのお陰だけやなくて
ヒナのことでもある。
ヒナを失うのはAにとって悔しかったと思う。
そんでもちゃんと自分の気持ちに気づけたなら、すばるを選んだ事に後悔ない筈や。
真澄「行くよ、裕」
横山「あ、先行っといて」
そう声かけた後、俺はAの机に
��頑張ったな｡by.ヨコ��
横山「…」
…
うっわ、なんか恥ず…///
まぁええ…どうせ消される。
満足気に俺は教室をでた。
あれ？
そういや、、、すばるのヤツ…
一昨日くらいから女とっかえひっかえしてへんかった？
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2015年3月20日 18時
