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「ごめんな。」



大好きな人はそう言って、
あたしの前から去りました。






彼氏にフられました。





ただ涙が溢れるだけで、





好きなだけなのに…




何が悪かったなんて考えたくもない。






もう人を好きになりたくない。








こんなに傷つくのなら…








座り込んで泣いてると









優しい声が上から降ってきました。









「なぁ、慰めたろっか？」





差し伸べたその手を






払うこともできず








自分の手を重ねた…。






それは切ない恋の始まりでした。。

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作者名：りりん∞ | 作成日時：2015年3月20日 18時

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