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安田｢大倉っ！お見合いの話どうなっとるん?｣
いつものお昼
休戦というか冷戦状態が続いてるから
久しぶりにほのぼのした昼休み迎えてた時
慧ちゃんの隣のヤスくんが突然そんなこと言い出した
ｹｲ｢え!! 大倉くんお見合いするの?!｣
お、お見合い?!
大倉｢今 余計なこと言わんでええやん、めんどくさぁ…｣
って不機嫌そうな駄々こね王子
うっざ…相変わらずなんかイラッとする
ｹｲ｢え！え！やっぱお金持ちって普通なんだそれ！ お相手は?!｣
安田｢あー…如月のとこの、ふがっっ、｢勝手に喋んな言うてるやん｣
珍しく動揺しながらヤスくんの口元押さえつける大倉を見るのもなんか新鮮
ふーん、て感じで見てると
大倉｢言うとくけど…｣
何故かあたしに視線を移す大倉
大倉｢お見合いせぇへんからな?!｣
｢分かったけどさ、なんでそれをあたしに言うの？｣
見合いするしない 別にどうでもいいし…
すると、睨まれ、
大倉｢っっ！別にお前に言うてへんし！｣
と逆ギレして、教室出てった
なんなんよアレ
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放課後1人で駅前で買い物中
｢何、アレ…｣
あたしの目に映るのは
カフェでお茶する2人の姿
大倉と知らない女の子
しかもめちゃくちゃに桁違いに可愛いの綺麗なの
あ、もしかしてお見合いするご令嬢？
一般人とは明らかオーラが違う
あたしでも見た事ない顔してる…大倉
赤い顔して一生懸命何か言ってる
それを微笑して見つめる女の子
…お似合い
そう思った瞬間 何だか息苦しいような
全身が重くなったような
意味わからないけど、その日はずっとモヤモヤが消えなかった
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次の日
横山｢暗いなぁ｣
ケタケタ笑う声がしたと思えば横山だった
横山｢噂気にしてんの？｣
早くも大倉のお見合いの話は噂で広がった
｢そうかも…｣
横山には嘘つけないくらい多分見抜かれてる
あたしは昨日の放課後見たことを全部話した
横山｢そんでモヤモヤしてんのや｣
｢うん、多分｣
横山｢焦れったいなホンマに笑｣
｢え？｣
横山｢んや、別に俺がこうやって話しかけとって、さ、｣
って言いながら
いつものように頭に触れる
横山｢Aにこんなふうにしてたら、｣
懐かしいな横山の手
なんて思ってたらものすごい力で体を後ろに引っ張られる
大倉｢何やってんの？｣
横山｢ほら来たで笑｣
って笑った横山もワケわからん
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
