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それから文化祭も間近になってきた頃
一旦休憩が入り、1人で窓の外見てた時
横山｢A?｣
呼ばれて振り向くと横山がいた
横山｢こないだ、ごめんな？｣
｢こないだ？｣
横山｢いや、その…皆の前であんなん言うてもうて あれからAと大倉全然話してないやろ？｣
｢あー…全然気にしなくっていいのに笑 元々話すらしてないし、特に話したくもないし｣
なんか思い出すと無性にイライラするけどさ
横山｢そっか｣
｢うん！｣
ってまた窓の外を見た
横山｢…あのな、｣
｢ん？｣
遠慮がちに何か言いたそうだから視線が横山に移る
横山｢あの帰りん時の話の続きなんやけど｣
ちょっと俯きながら頭をかく横山
そして、ぱっとこっち向いた
横山｢俺な、…｣
横山が何か言いかけたその時
大倉｢なぁ？｣
振り向くといつの間にかすぐ後ろに大倉が立っていた
｢は？いつから居たんだよ｣
大倉｢もう俺のマネージャー クビやお前｣
…は？
唖然とするあたしに大倉はさらに続けた
大倉｢ん、そーゆー事やから、二度と近づくな｣
それだけ言って離れていった
．
．
｢ふっざけんな！好きで近づいてるんじゃないし！
勝手にあいつが言ってきただけの事なのになんでクビって?!｣
全部全部慧ちゃんに聞いてもらった
それに対し、呆れたように笑う慧ちゃん
そして、
ｹｲ｢大倉くんは大倉くんだから仕方ないよ｣
って、最終的に大倉の味方しやがったよ親友
はぁあ、と深いため息つけば慧ちゃんにニヤニヤされる
ｹｲ｢何？大倉くんに近づくな言われたのそんなショック？｣
はい？
｢んなわけないじゃん！｣
ｹｲ｢ふーん…ま、いーけど｣
ってどうでも良さげに返されて慧ちゃんは着々と衣装を作っていく
その横で作業してるのを見ながら教室を見渡すと
珍しく大倉が女子と会話してるのが目に見えた
確かに嫌いウザイオーラは出てるけどちゃんと対応してるの、ほんと珍し
だから ほぉーって感じで見てしまうと
不意にも視線が合うわけで
それでもいつもは何か言ってくる大倉が
ふいっとあたしから視線を逸らして何も言わないで教室を出ていく
あー…なんだこれ
なんてゆーか
ムカつくんだけど
イライラをどこにぶつければ？的なやつ？
消化不良ってやつ？
．
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
