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は？じゃないでしょ？
｢横山だって、バスケ部のエースなのに
部活しながらも実行委員で周りを仕切ってんだよ？
絶対休む暇なんてないのにさ、
あんたはこんな所で…｣
大倉｢うるさいなぁ…黙れや｣
静かにあたしの言葉を遮りそういった大倉の声はいつもより何倍増しも冷たかった
大倉｢さっきから横山横山て、
うるさいんやけど？なんなん？
お前やけにアイツと仲ええよね？なんなの？好きなん？ ｣
…は？
突拍子もない質問に思わずポカン
｢いや、何言ってんのよ笑 今はそんな話なんてしてなく…｣
大倉｢そんな話て済ますなや｣
いつの間にか目の前に来ていた大倉が強くあたしの腕を掴んだ
大倉｢好きか嫌いかどっちなん？｣
大倉の怖いくらいの真剣な目が至近距離から真っ直ぐにとらえる
腕を掴む手にギリギリと力が入ってきて
｢痛いっ…｣
思わず身を引くと大倉がハッとしたように手を離した
大倉｢…なんでこんなこと聞いてんねん俺は｣
｢大倉？｣
ぼそっと何か呟く大倉が何だかいつもとは違った
大倉｢…イライラすんねんお前｣
大倉は一瞬あたしを見てそれだけ言うと早足であたしの横をすり抜けていった
いや、なんなんよ？
イライラすんのはこっちだって同じだ
．
．
ｹｲ｢A！食べよ！｣
昼休みいつも通り慧ちゃんがあたしの席までやってきた
｢いいけど、大倉達とは食べないからね｣
ｹｲ｢え、なんで？｣
｢なんでって…昨日あいつにお前イライラするって言われたし？｣
こっちだってイライラするし！
お互い怒ったまんまご飯食べてもせっかくのご飯が台なしだし
ｹｲ｢ふーん｣
慧ちゃんは興味深そうに瞬きをひとつすると、
ｹｲ｢でーも、私はヤスくんとご飯食べたいからAも来てね？♪｣
ニッコリ天使の微笑みを浮かべる
｢やだよ慧ちゃん1人で行きなよ｣
ｹｲ｢やーだー｣
嫌がるあたしを無視して腕を引っばる慧ちゃん
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
