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それから中学の思い出話とかに花が咲いちゃって朝のHR終わったあとの休み時間も話していてると
横山｢なぁ｣
｢ん？｣
横山｢さっきからすごい視線感じんねんけど…｣
え？
横山の後ろを見れば、
まるで狼のような目つきでこっちを睨みつけてる大倉がいた
こ、怖！
思わず固まるあたしに大倉がガタッと椅子から立ち上がりこっちに寄ってきた
大倉｢誰なん？そいつ｣
そして、横山を睨みつけながら、そういう
横山｢俺？横山裕て言うねん、大倉とは初めてやな？｣
サッと席を立って、爽やかに自己紹介する横山
宜しくなってほんと爽やかすぎるでしょ…
大倉｢……｣
大倉は無言で差し出された横山の手に眉をひそめながらバシッと振り払った
え?!
｢ちょっとあんた何してんの?!｣
人としてどうなのそれ！
大倉｢うるさい！｣
あたしに怒鳴りつつも目線は横山から離そうとしない
横山｢え？俺、大倉のこと怒らせるようなことしたっけ？｣
なぜかキレてる大倉に横山は冷静に聞く
大倉｢君な、｣
大倉がゆっくりと口を開く
大倉｢こいつに気安く話しかけんな、俺のパシリみたいなもんなの｣
あ、あんたマネージャーとか言いながらパシリ扱いしてたのかよ！
横山｢は？…A パシリちゃうし、大倉のものとちゃうんやけど？｣
…す、凄、
こんなに大倉に真っ向から対峙する人いたのか
そしてさ、よく言ってくれたよ！
｢そ、そうだ！あたしはアンタのパシリでもないし、ものでもない！ばーか！性悪！｣
大倉｢…｣
どさくさに紛れて悪口を挟むとギロりとものすごく冷たい目で睨まれた
や、やばい
まじで怒ってる
と、突然あたしの腕を掴んでグイグイ引っ張っていく大倉
｢ちょっと痛いんだけど！｣
大倉｢肩もんで｣
わめくあたしに大倉はストンと自分の席に座るとそう命令した
｢はぁ？｣
お前はじいちゃんか！？
大倉｢いいから、はよしてや。俺はお前とちゃうくて気苦労が多いんや、ほらはよし？単細胞｣
こいつ…
大倉｢痛ぁっっ！｣
偉そうなあいつの首筋に思い切りチョップしてやった
そして逃げる
大倉｢っ！｣
大倉が立ち上がった瞬間タイミングよくチャイムがなって
あたしをものすごい形相で睨みつけながら渋々腰を下ろす大倉
そして、痛そうに首筋をなでる大倉に、心の中で密かに叫ぶ
ふんっ！ざーまみろ！
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りりん(プロフ) - りなさん» コメント有難うございます！思いつきではじめた作品ですが、完結させますので是非宜しくお願いします。 (2018年10月21日 20時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白くなりそうな感じですね！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: 55ee7b1789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年10月20日 21時
