♪ �� ． ページ6
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ガタンゴトン _ガタンゴトン_
満員電車とまではいかないけどそこそこ多い
電車内は静かで立ったままでも寝てしまいそう
それでも揺れが酷いからいちいち起きてしまう
逆にしんどい
1駅着いて人が一気に降りて少なくなった車両
お、座れるかな
周り見渡してるとあの人がいた
｢やっばｯ!!｣
渋谷先輩だ!!
そういや先輩も電車だった
先輩も座れるか確認してるみたいで周りを見渡してる
その一瞬の視界に目が合った気がして
素早く顔をしたに向ける
バレてませんようにｯ!!
そんな願いも虚しく…
ぽんって頭を叩かれた
渋々顔を上げる
｢お、お疲れ様です｣
渋谷｢ん、お疲れ。 ねーちゃんの連絡先…｢無理です｣
渋谷｢…はぁ〜…無理か｣
ため息ついた先輩をそっと見る
こんな間近で見たの初めてかもしれない
確かに整ってる綺麗な顔だ
渋谷｢なぁ、何？｣
え？
不思議そうに見つめてくる先輩に我に返る
やばい見つめすぎたアホ
渋谷｢見惚れててんか？笑｣
｢は?｣
渋谷｢姉妹で好みも似るんやな｣
｢はぁっ??｣
ちょっとｯ…何満足げに笑ってんの??
勘違いにも程があるでしょ?!
てか、なんであたし普通に話してんだろ…
いや違う
あたしは話してない
この先輩が一方的に話してるだけか
にしてもやっぱ電車内静かすぎて眠気が…
渋谷｢いもちゃん いつもこの時間の電車なん？｣
｢あぁ…まぁそうですけど｣
もはや いもちゃん呼びもどうでも良くなってくる
渋谷｢そなん?! なんで今まで会わへんかったんやろ!!｣
｢いや、普通なかなか同じ車両なんてなんないですよ｣
先輩の迫り来る いもちゃん呼びと質問に適当に返してたら
降りる駅のアナウンスが聞こえた
そして、電車を降りる
もちろんこの男も一緒で
｢じゃあ失礼します｣
去ろうとしたら
渋谷｢A｣
って…
初めて名前を呼ばれた
え？
思わず振り返らずに立ち止まる
なんで？
あたしの名前覚えてるの？
お姉ちゃんの彼氏として紹介された時１回しか会ってなかったのに
戸惑ってるうちに先輩の寂しそうな声が聞こえた
渋谷｢好きや って｣
｢…｣
渋谷｢伝えといてくれへんか？沙夜(サヤ)に｣
そんな声 初めて聞いた
切なくて真剣な声
沙夜って
本当にお姉ちゃんと恋人だったんだって改めて気付かされた
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りんか(プロフ) - 更新されるたび 色んな面でドキドキしながら見ています！ こんなに面白いお話は久しぶりです！ (2018年9月19日 2時) (
レス) id: 248cb8d3b5 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 毎回、楽しみに更新待ってますが、体調面には気をつけてくださいね。 (2018年9月18日 23時) (レス) id: de79bd4012 (このIDを非表示/違反報告)
りりん(プロフ) - りんかさん» コメントありがとうごさいます！とても嬉しいです(泣) (2018年9月9日 9時) (レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - 毎回 更新を楽しみにしてます！！ これからの展開も期待してます！ (2018年9月9日 4時) (レス) id: 248cb8d3b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん
| 作成日時：2018年9月2日 17時
