聞き慣れた ◎ ページ37
結婚式がしばらく続き
村上｢Aｯー！｣
｢雛ちゃん?!｣
嘘ーｯ！雛ちゃんが来てくれたｯ！
忙しいって言ったのに！
村上｢おめでとう！｣
｢有難うーｯ！｣
大倉｢雛ちゃん有難う｣
新郎新婦席に
集まってくる人は皆懐かしい人達ばっかり｡
錦戸｢A！ 大倉！｣
｢錦戸ぉ！｣
安田｢おめでとう〜！｣
｢章ちゃんも！｣
それぞれ写真を撮ってもらったり｡
みんなの話を聞いたり…
女｢A〜！私もね、結婚決まったの！｣
｢わ！おめでとうｯ！｣
女｢絶対来てね！！呼ぶからね、｣
そんな会話もしながら頭の中では
ずっと探してる。
隆平を。
入場からずっと周り見てるけど、
見当たらない。
やっぱり来ない？…
笑わなきゃダメやのに全然笑えなくて
隣の忠義君に肩を叩かれた。
大倉｢A、見てみ。前｡｣
指さす視線の先を辿ってみたら…
そこには…
ちゃんとスーツを身にまとって､
パーマかかってる髪を無造作に片耳にかけて
案内されるｽﾀｯﾌに会釈してる彼の姿。
｢隆平…｣
来てくれたんだ｡
思わず涙が出てきた。
何で、泣いてんの…笑
自分を叱り、涙を拭う。
忠義君を見ると
大倉｢良かったな｡｣
ってにこやかに笑ってくれた。
｢雛ちゃん｡｣
村上｢ん？｣
誰かと話してた雛ちゃんを強引に呼び止める。
｢隆平…来た。｣
村上｢お、ほんま？｣
周りをキョロキョロ探し、隆平を仕留めると、
村上｢連れてくるわ笑｣
肩を叩かれた｡
雛ちゃんの背中が一瞬見えたと思ったら
直ぐに隆平の首元掴んで
何もわかってない隆平が戸惑いながら
雛ちゃんに連れてこられる姿。
あたしの姿を捉えるなり、大きく目が見開く｡
｢隆平…｣
雛ちゃんは雑に隆平をあたしの前に押す。
村上｢へぃ、連れてきたで｡｣
｢ありがと、雛ちゃん ｣
丸山｢ちょ、痛ぃわ。｣
首をさすりながら、
照れてる｡
間違いなく照れてる。
｢照れてる？｣
丸山｢はぁ？ちゃうわ！｣
嘘だね、隆平｡
隆平って照れたり嬉しかったりすると
そりァもうわかりやすく表情変えるけど
あたしだけに見せる照れ顔だってあるんだもんね
気づいてないだろうな本人は
下向いて顔真っ赤なくせに
丸山｢綺麗… やな… 笑｣
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りりん∞(プロフ) - 黒雪 アリスさん» まるちゃんのカッコ良さが伝わったのであれば嬉しいです笑 (2017年12月3日 16時) (
レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 アリス - 丸ちゃん、カッコイイ。 (2017年12月3日 4時) (レス) id: 38a8dac152 (このIDを非表示/違反報告)
りりん∞(プロフ) - わいさん» 有難うございます（ ; ; ）遅いと思いますが、完結はさせたいので精一杯頑張ります (^^) (2017年10月18日 18時) (レス) id: bd771ac0b2 (このIDを非表示/違反報告)
わい - はじめまして(*^^*)楽しく読ませてもらいました！続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2017年10月17日 0時) (レス) id: 397f5c791b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりん∞
| 作成日時：2017年10月14日 18時
